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byプレゼント・マイク
俺の目の前に居るのは、本当に高校一年生か？
この子は、物事をハッキリと考えていた。
しかもこの会話が、ヴィランに漏れたらと考えると
正直、ゾッとした。
この子の考えは、ヒーローとヴィランの両方を
大きく変える事が出来ちまいそうだ。
『・・・今、私の考えが危険だって思いました？』
マイク「⁉な、なんでそう思うんだ？」
『内緒です。
でも・・・私は、それが正しいと思ってます。
何よりも難しい事は、人間関係ですから。
人間は、一人一人、全てが違います。
ヒーローが居るのも、ヴィランが居るのも
それが、一番の原因なんじゃないですか？』
そう答える鳴海の表情は、何処か悲しそうだった。
大人みたいな、考えと自分の意見を持って居た。
俺は、なんでそう考えるのか、知りたくなった。
鳴海の考えは、確かに正論なんだろう。
説得力のある考えだ。
マイク「でも、なんでそう考えんだ？」
異世界から来たとしても、全く訳の分からない
世界に理不尽に呼び出されて
不安は、無いのか？普通なら、怖いだろ？
ましてや、鳴海の世界には、個性が
存在しねー上に、ヒーローも居ない。
なのに何故、そんな答えが出る？
『恐怖を知らないからです。
だから他人事のように、語り、反対し、意見を
述べ、それが正しいと心から言い張れるんです。』
その言葉に俺は、つまづいた。
訳が、分からなくなった。
どう言う意味なのかも、理解出来なかった。
『この世界のヒーローとヴィラン、一般市民が
感じてる恐怖が私には、分かりません。
私の世界には、個性が無く、起こる犯罪も
限りと限度があります。
だから、この世界にある恐怖を知りません。
なので私は、この世界の恐怖が怖いです。
私の中の普通と当たり前が、崩れ、壊れる。
それが、何より・・・私にとって、恐怖です。』
こいつの考えが、少し理解出来た気がした。
この世界で、当たり前な事と普通が
鳴海にとっては、違う。
だから、知るのが怖いんだって思った。
誰だって、自分の知る常識が通じねー
自分の当たり前を、否定されんのは、怖いだろ。
それを、この世界に来て知った、だけの違い。
マイク「まあ、安心しな‼
ヴィランと会わせるなんて、させねーから‼
ヒーローは、守るのが仕事さ‼」
何故か、こいつを守りたいと、思わされた。
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エルサ - 続きが、すごく楽しみです。（ゑ・・・・凄く面白い・・神） (2021年8月7日 22時) (
レス) id: e58431ab15 (このIDを非表示/違反報告)
肉 - とてもハマりました体調に気おつけてください (2020年9月3日 22時) (レス) id: 33a07a44b4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - とても面白かったです！！応援してますね！頑張ってください (2019年6月21日 17時) (レス) id: 91c377a003 (このIDを非表示/違反報告)
アニメズ(プロフ) - はい！教えて下さりありがとうございます！ (2019年2月7日 17時) (レス) id: dab309a375 (このIDを非表示/違反報告)
不明なストレージ - ちょっと誤字が多いように思えます・・・。何ヵ所かあるのでお手すきの時に確認・修正していただけると嬉しいです。 (2019年2月7日 11時) (レス) id: b3899c8b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アニメズ | 作者ホームページ：みんなの心が私達のホムペだ！！
作成日時：2019年1月11日 12時
