【ヒロアカ】トリップしたら何故か保護されて愛された 上にスマホが最強になってた・・・帰りてー

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Aは、プレゼント・マイクとトークを

する事になった。


マイク「前の世界では、何やってたんだ？」


『帰宅部でしたので、普通に家に帰って

弟の世話と飼っている、2匹の世話です。

あとは、勉強とか、趣味？を少々ですかね。』


マイク「ペット飼ってんのか‼何飼ってんだ？」


『ポメラニアンと三毛猫です。

ポメラニアンが“まりも”と言う名前で

三毛猫が“にぼし”って名前です。』


マイク「まりもとにぼしって・・・。」


『・・・ポメラニアンの見た目って

大きな、クリーム色のまりも、みたいだったので。

三毛猫は、にぼしが好きになったので。』


マイク「ん？好きになった？」


『にぼしは、最初・・・大の煮干し嫌いでした。

好き嫌いは、良くないと思ったので

好きになって貰えるようにと願いを込めて

嫌いなにぼしを、名付けました。』


マイク「凄ぇー‼ストーリーじゃねぇーか⁉

普通、好物だからって意味じゃねーの⁉

嫌いな物の名前なんて、良く認識したな⁉」


『最初は、大変でした。

“にぼし”と呼ぶ度に、部屋を荒らすし、カーテンや

ソファは、爪研ぎの餌食になりましたし。

服も何着か、ズタボロにされました。』


マイク「苦労したのに、名前変えなかったのか。」


『一度付けた名前は、責任を持ちますから。』


マイク「それを、ネーミングに向けてやれよ。」


マイクは、にぼしに同情していた。

そして、Aのネーミングのセンスにも。


マイク「じゃあ、弟とかは？」


『弟とは、喧嘩や愚痴ばかりです。』


マイク「喧嘩する程、仲が良いんだな‼」


『嗚呼・・・そうなんでしょうね。

此処に来る前も、下校中に弟と電話して

夕食の材料を、買いに行く途中だったんです。』


とAが話すと、マイクは、暗い顔をした。

Aは、サングラス越しでも、マイクの表情が

なんとなく分かった。


『次は、マイクさんの番ですね。

では・・・・・・何故、マイクさんは

ヒーローになろうと思ったのか、教えて下さい。』


マイク「ん〜？

普通に、カッコイイから目指した。

今も満足してるぜ？」


『そう、ですか、ありがとうございます。』


マイク「何で急にそんな事を聞くんだ？」


『ただ気になったんです。

世界が、違うせいだと思いますけど

ヒーローを目指すと言う考えは、私に無いですから

どんなモノなのかと思いまして。』


Aは、静かにそう答えた。

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