【ヒロアカ】3 転生したらチートで愛されてるとかお決まりなんですか？ (ページ38)

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第1試合終了緑谷VS心操【3】ページ38

by心操人使

ミッド「心操君‼場外‼緑谷君‼二回戦進出‼」

俺は、緑谷に背負い投げされ、場外へ出された。

“「心操君、洗脳～⁉すげぇ初めて聞いた‼」”

“「羨まし～」”

“「悪ィことし放題じゃんか‼」”

“「足つかないしね～。

私ら操ったりしないでよ～⁉」”

“「ハハ・・・皆そう言うよ。」”

そりャ俺も他人が持ってたら、まず悪用を

思いつく。

犯罪者・・・“ヴィラン”むきだねって間接的に

言われるのは、慣れっこだ。

そう言う世の中、仕方ないこと。

“「でもさあ・・・」”

雄英に来て、Aに会って

Aは、他の奴等とは違った。

“『心操君は、ヒーローになるから。』”

“『ヒーローになりたい、だから

此処に居るんでしょ？』”

“『心操君・・・君は

絶対にヒーローになれるよ。』”

“『私は、その個性、好きだよ？』”

“『平和的に解決出来るヒーロー‼』”

こんな個性を持ってる奴でも、照らしてくれた。

本気になれた。

騎馬戦で俺を使ってくれて、力になれて

ヒーローになりたいって気持ちがデカくなった。

《IYAHA！緒戦にしちゃ地味な戦いだったが‼

取り敢えず、両者の健闘を称えて

クラップユアハンズ‼》

でも結局、負けたんだ・・・俺は。

何故か、周りから聞こえる音が、耳障りに思えた。

Aの個性の事・・・後で謝まらねーとな。

折角、Aと一緒に戦って、手に取った

チャンスを無駄にしちまった事も。

緑谷「・・・心操君は、何でヒーローに。」

心操「憧れちまったもんは、仕方ないだろ。」

俺は、背を向いて戻ろうとすると

「かっこ良かったぞ、心操‼」

「正直ビビったよ‼」

「俺ら普通科の星だな‼」

「障害物競走1位の奴と良い

勝負してんじゃねーよ‼」

「それ言ったら心操は、騎馬戦1位だろ‼」

心操「‼・・・。」

「この“個性”対ヴィランに

関しちゃかなり有用だぜ、欲しいな！」

「雄英もバカだな。あれ、普通科か。」

「まァ、受験人数ハンパないから

仕方ない部分は、あるけどな。」

「戦闘経験の差はな。

どうしても出ちまうもんなぁ、勿体ないねぇ。」

「聞こえるか、心操。お前、すげぇぞ。」

心操「結果によっちゃ、ヒーロー科編入も

検討してもらえる。覚えとけよ？

今回は駄目だったとしても、絶対諦めない。

ヒーロー科入って、資格取得して

絶対お前らより立派にヒーローやってやる。」