《銀魂３Z》メチャモテ番長…ｳｿｳｿ。メチャ夜兎番長！

第42戦　頼み事。 ページ43

「そうなのぉ…。それでなんだけど…
朱雀は怪我しちゃって何もできないからぁ、みんなで朱雀の敵討ち…してほしぃのぉ…」


「…Aちゃんにか？」


・


九ちゃんも俯く。


・


「…しよう…。僕らの朱雀ちゃんを傷つけたんだ。
…お妙ちゃんも神楽ちゃんも…一緒に。」


・


私と神楽を交互に見ながら力強く言った九ちゃんは、決心したみたい。

その言葉で私も決意した。


・


「そうね…嫉妬心なんかのために朱雀ちゃんを傷つけるなんて許せないわ。
…朱雀ちゃん、私たちに任せてちょうだい！」


「そうアル！私たちの大事な友達を傷つけるなんて許せないネ!!
…敵討ち決行アル!」


・


私たちはお互いを見つめ合い頷き、朱雀ちゃんのいる方を見て、

「任せてちょうだい。」

安心させるように笑った。


・


「ありがとぉ!朱雀すぅごく嬉しいぃそれじゃぁ、朱雀そろそろ帰るねぇ」


・

朱雀ちゃんはそれだけ言い残し帰って行った。

…そういえばあんな痛々しく包帯巻いてたけど痛そうに見えないわね…。

そんなことを考えながら朱雀ちゃんを見送り、２人に向き直った。


・


「それじゃあ明日は少し早めに学校に来ましょう。」


「そうアルな。」


「ああ。」





＠＠＠＠＠【2013_7_24】＠＠＠＠＠

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