絡まる心情 ページ7
夢主side
『ん・・・む・・・』
気がつくと車の中にいた。
?「起きたのか?」
『はい・・・お兄さんたち名前は?』
?「俺は中原中也。んでお前の隣にいるのが芥川だ」
『そう・・・ですか・・・』
芥「如何した?」
『・・・お二人は何で逃げないのですか・・・?』
中「逃げる?逃げるわけねェだろ?任務だし」
『で、でも・・・』
普通皆逃げる。
あんな死体の山をみて逃げなかったのはこの人たちと園長だけだった。
・・・また利用されるの?
この人たちはあの地獄から抜け出そうとした私を連れ出してくれた。
だけど、それは私の能力が目的・・・
利用されるのだろう・・・
利用されるなら未だいい
一人になるのは嫌だ。
捨てられて一人になるのが嫌だ。
もし私が役に立てなかったら?
また都合のいいようにするの?
自分で決断したのに・・・
逃げたいって決断をしたのは私自身。
自分を信じれなくて如何する?
自分を連れ出してくれた恩人を信じれなくて如何する?
だけどそれ以上に不安が押し寄せる。
この人たちは・・・もし私が役立たずってわかったら処分するの?
抜け出せて嬉しいのに不安があふれ出してきた。
『ふえ・・・ぐす・・・』
中「?!お、おい・・・如何した?」
芥「・・・何故ないている?」
『嫌・・・嫌ああ・・・ひっぐ・・・ひっぐ・・・』
また一人なんて嫌だ・・・!!
私が泣き続けていると芥川さんはため息をついて私の腕をひっぱった。
その反動で芥川さんの胸に飛び込んだ。
芥「・・・事情は後で聞く。とりあえず泣き止め。」
『ひっく・・・ひっく・・・』
芥川さんの腕の中は暖かくてなんだか落ち着いた。
少し恐怖がなくなった気がした。
嗚呼・・・少しは信じてもいいのかなぁ・・・
そんな思いを最後に私は意識を手放した。
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文(プロフ) - 天子さん» ありがとうございます!!!そういってもらえて嬉しい限りです!がんばります!! (2017年4月4日 19時) (レス) id: 7ce136ab98 (このIDを非表示/違反報告)
天子(プロフ) - いやぁ、スッゴク面白いです!更新これからも頑張って下さい! (2017年4月4日 15時) (レス) id: 976e889f70 (このIDを非表示/違反報告)
文(プロフ) - 深奈さん» まあ、カゲストが2こ(番外編と本編)あるし・・・ (2017年3月18日 22時) (レス) id: 33b21cc2bc (このIDを非表示/違反報告)
深奈 - 多いなww (2017年3月18日 9時) (レス) id: 2a3843f804 (このIDを非表示/違反報告)
文(プロフ) - てか、数えただけでも7個くらいあったww (2017年3月17日 20時) (レス) id: 33b21cc2bc (このIDを非表示/違反報告)
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