【白竜】 好き過ぎて止まらない 【ヤンデレ】

【第１５話】 ページ18

白竜side

(少しグロテスクな表現があるので、そういうの無理な方は閲覧を控えた方が宜しいかと思われます。大丈夫な方はそのままお進みください。...とはいっても全然グロくありません。)



あれからしばらく保健室のベッドで横になっていた

丁度窓側のベッドだったため、中庭が見える

中庭の中央には大きな木があった

その木は、なんとなくゴッドエデンにある大きな木に似ていた

そのせいか、雷門イレブンと競い合った記憶が甦る

ゴッドエデンスタジアムで息を切らしながら走ったこと

再び、サッカーというものがどんな役割をしているのか考えられたこと

自分を見直せたこと

仲間という存在を分かったこと

数えきれないほどのことが、懐かしく感じる

そして...


白「シュウ...」


ゴッドエデンで出会った謎の少年、シュウのことが思い浮かんだ

彼奴はいきなり現れてはいきなり消える

とんだ自由奔放な奴だ

周りがどんな気持ちでいるのかも知らないで消えるなんてな

.....Aを...悲しませといて..何がしたいのか、分からない

でも、俺にとってシュウが消えたことは――――。


キーンコーンカーンコーン


白「...HRの時間か」

ふう...と息を吐いた

早いな、と思う気持ちもあったが

それ以上にAのことが心配だった

Aが、誰かに取られないか

Aが、誰かに惹かれてないか

Aが、俺を見捨てないか

冷静だなと言われるこの俺でも、Aに関しては心配性だということは自覚している

自覚しているからこそ心配なんだ

....A..俺はお前を愛しすぎているのか？





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この手でお前の首を捻り、骨を砕きたくなる気持ちはそのせいなのか？

お前の目を抉り取りたくなるのも、そのせいなのか？

一生手放したくないのは、そのせいだろうな


俺は眠りについた

*****************

病み竜好きです(

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