偽者、本者 ページ8
〜翌日〜
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ、ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ。ｶﾞﾁｬｯ。
オ「何の用だ？」
乙「乙姫です。お返事……聞きに参りました。」
オ「あぁ……。」
乙「どうされるのです？此処に居て死ぬか、私の所へ来て私の夫となるか。」
昨日より条件が増えているのは気のせいだろうか？
オ「分かった……行こう。」
乙「ふふふ……ですよね！さあ、行きましょうか………♪」
オ「あぁ。」
ばれてないらしいな。まさか偽者なんて思いもしないだろう。本者は…………眠っているがな。
〜回想〜
A「それはね、私がオロチに化け、乙姫についていけばいい。」
オ「なっ………！！」
A「化ける事は十八番。これでも一様、隠陽師だよ？」
オ「止めろ………。」
A「大丈夫。危険と思ったら、術でぶったおすから。」
オ「駄目だ………お前を危険な目に合わせたく無い………！！」
A「じゃ、寝ててよ。」
オ「は？何を………。」
A「……………やっ！」
何だこれは。Aが叫ぶと周りに白い煙が立ち込める。
オ「う…ぅ……何……だ…これ……。」
視界が霞み、体に力が入らない。駄目……もう限界……だ……。
ﾄﾞｻｯ………。
静かな部屋に響く鈍い音。
A「危険な目に合わせたくないんて……………言わないでよ。」
A「そろそろ……変化しなくちゃ。」
自分がオロチに変化すると、眠らされてるオロチを私の姿に変えた。
オ「A………行く……な……。」
呻き声が聞こえ驚きながらも振り向く。
A「寝言………か。」
危ない危ない。今さっきの聞かれてたらどうしようかと思った。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ、ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ。
オ・A「………じゃあね。」
そう静かに別れを告げ、ドアを開けた。
〜回想終わり〜
お知らせ？オ「何故に疑問系なんだ？」→←乙姫と竜宮城(題名変えただけです)
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4444 - 続きはまだですか (2018年11月7日 17時) (
レス) id: ce6f578ff4 (このIDを非表示/違反報告)
1111 - 続きまってます (2018年1月4日 18時) (レス) id: ce6f578ff4 (このIDを非表示/違反報告)
オロチ - 由美さん» そう言っていただけて、もの凄く嬉しいです！見てくださりありがとうございます！ (2017年10月19日 20時) (レス) id: 772879c63c (このIDを非表示/違反報告)
由美 - オロチさん いえいえ！こちらこそいつも読ませて貰ってます！ (2017年10月16日 21時) (レス) id: 24441398c9 (このIDを非表示/違反報告)
オロチ - 由美さん» ありがとうございます！更新スピードは遅いですけど、宜しくお願いします！ (2017年10月14日 16時) (レス) id: 772879c63c (このIDを非表示/違反報告)
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