ヤンデレだらけの妖怪ウォッチの世界に運悪くトリップした少女と、その大蛇

誰？ ページ36

オ？「いや誰って……オロチだが。」

A「いやいや、絶対違うでしょ!?」

オロチと見た目全然違うもの！！

イ「A、ちょっと待ってて。妖怪パッドで調べてみる。」

A「あ、うん。お願い。」

吹「あんた本当にオロチ？」

オ？「だからそうだと言って……。」
呆れた顔でオロチ？が言う。

イ「えーっと……見つけたっ！A！！そいつは桜オロチよ！！」

A&吹「「桜オロチぃ!?」」

イ「花咲かパウダーのせいで季節外れだけどなっちゃったみたいねー。」
妖怪パッドを見ながら言う。

桜「？？？」
当の本人分かってない。

A「オロチ。はい鏡。」

桜「あ、ありがと………なッ!?!?」

吹「でもまぁ、見事に………。」

A&イ&吹「「「女の子ね。」」」

桜「ハモるなぁッ!!!!」

イ「ちょっと待って。桜オロチ結界を攻撃してみて？」

桜「はぁ……。『咲き乱れ桜龍拳』ッ!!!!!」
ピンク色の龍が舞い、結界を攻撃する。

段々と亀裂が入り、遂には……

ﾊﾞﾘｨｨｨｨｨﾝｯ!!!!!

A「壊れた!!!!!」

イ「これで出られるわね！！」

皆でその喜びを噛み締めていた

その時だ。

？「見付けましたよ。」

響き渡る低い声。

桜「………ぬ、ぬらりひょん様!?」

ぬ「私達の目的はAさん。貴方を捕まえる事。それと………。」

桜オロチを指さす。

ぬ「オロチ。貴方を殺す事です。」
ぬらりひょんが低い声で言うと、オロチの周りに妖怪達が群がり、一斉に攻撃を仕掛ける。

桜「！！」
次の瞬間、爆発を起こした。

A「オロチッ!!!!」
爆発のせいで燃え盛る火。

イ「オロチ………!!!!くっ!!!!『誕生ビッグウエーブ』っ!!!!!」

吹「許さないわ！！『キラキラ雪化粧』！！」

火は消えた。

でもオロチの姿は消えていた。

ぬ「任務完了。………いきますよ。」

A「……………エンマの手先？」

ぬ「そんなわけ無いでしょう？確かに大王様から命令されてはいますが、

貴方をはいどうぞと差し上げる訳無いのですよ。
大王様には適当に言い訳しますから。

貴方の最愛の人も居なくった……。

ならば、今日から貴方は私の物にしますよ。」

A「……………。」
私は声が出ず、連れ去られてしまった。

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