Melt in YourSea19 三部作番外編

悲鳴　cm ページ7

キングサイズのベッドは、、

　Aにゆずって僕は十分大きいソファに。。

　A「チャン ミンと大きさ長さが違うのに、、私はソファでいいよ」

　Aは何度も言っていたけど、、

　それはないでしょ。。

　ベッドに行くなり、、すぐ寝た様子のA。。

　疲れていただろうな。。

　僕はしばらく眠れず、、ユチョニヒョンのことを考えていた。。

　ファジヌナって、、ユチョニヒョンの何なんだろう。。

　僕が知っている限りでは全然共通点がない。。

　昔は何でも知っていたのに、、

　ヒョンがひた隠しにしていたAのことだって僕は気がついていたんだ。。

　その時だった。。

　A「やー！！」

　Aの悲鳴。。

　寝ている部屋に入るのは一瞬躊躇したけどかまわずAに寄った。。

　A「や、、やー！！」

　目をバッテンにして、、いやいやしている。。

　見えないオバケに上から押さえつけられているような感じ。。

　cm「ヤ、、どうした。。ヤ、、！」

　半開きになった瞳から、、涙が、、

　A「いやー！」

　cm「A！！」

　Aの両手がいきなりバッと上がって空をつかむようにもがいている、、

　寝ぼけているのか？
　
　引き寄せてしまうのは、、自然だった。。

　緩く抱きしめると、、浴衣から体温が伝わる。。

　A「助けて…、、助けて…」

　演技じゃないってわかる。。

　切実な状況だってわかる。。

　そのくらい、、Aの声が、、息も絶え絶えで苦しげだった。。

　cm「大丈夫、、もう大丈夫、、」

　小さな子供にやるように、、頭をなでる。。

　それじゃ足りなくて、、Aのおでこを僕の胸へ。。

　A「こわい。。

　雨も、、風も、、夜も、、」

　震えている体。。

　強く抱きしめると、、浴衣の背がしめっている。。

　汗かいているのに、、頬に手を当てるとびっくりするくらい冷たい。。

　その時、、室内までこんなに響くかってほどでかい雷の音。。

　ビクッとなってから無言で、、僕にしがみつくA。。

　涙がとめどもなく僕の胸元をぬら し た。。

ドンヘのクレヨン　your→←ギュの本音　kh

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