Melt in YourSea19 三部作番外編

再会です　cm ページ11

次の朝、、ユチョニヒョンが熱海の宿に現れた。。

　yc「新婚さんの寝込みを襲ったみたいだ、、」

　まだ浴衣姿の僕たちに言った。。

　長いブランクなんてないように、、

　yc「チャンミナ、、悪かったね。。

　忙しいのに大変な思いさせて。。」

ヒチョリヒョンのワイフが出した、、朝一番の電報で

　僕らがここにいることを知ってやってきたらしい。。

しかも、、すでにファジヌナのことを知っていたユチョニヒョン。。

　cm「Aまで巻き込んで、、僕、、来た意味なかったですね。。」

　yc「いや、、会いたかったから、、

　嬉しいよ。。」

　ヒョン、、泣きそう…？って思ったら無言で煙草に火をつけた。。

　窓から見える景色、、昨日はあんなに荒れていた海。。

　今朝は、、嘘みたいに波は穏やかで水面はきらめいている。。

　ヒョンは黙ってそれを見ていた。。

　A「ユチョナ、、ケンチャナ(大丈夫)、、」

　ユチョニヒョンの前に座り、、顔を覗き込んでいるA。。

　yc「俺、、韓国帰らないよ、、」

　一回吸って、、長いことそのまま煙草は指に挟まったまま。。

　yc「残酷に思うかもしれないけど、、

　ファジが死のうとしたり、、、、

　そういうこと、、俺には全く関係ないことだから。。」

　cm「ヒョン宛の、、遺書があるって、、」

　yc「それも聞いたけど、、遺書の内容がどうであれ

　そういうの残したら、、

　俺がどうなるか、、あいつだってわからないわけない。。

　復讐なのかな、、」

　A「なんで、、復讐、、」

　yc「愛してあげられなかったから、、」

　ユチョニヒョンはAだけを見ている。。

　ぞくぞくするほど色っぽい。。

　いい年して赤ちゃんみたいに笑うくせに、、

　この人の出すフェロモンはどこか常軌を逸脱している。。

　温泉の源泉のような。。

　A「ユチョニにそういうの残したのは…」

　首を振ってユチョニヒョンはAの言葉を止めた。。

　yc「自分のことは自分でやりなさいって、、学校で教わっただろ？

　何事も依存は良くないんだよ、、」

　それこそらしくなく学校の先生のような口調がイラッとした。。

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