【テニプリ】もしも王子様たちが吹奏楽部だったら

クラリネットパート1 ページ19

メンバー

◎芥川慈郎B♭cl
○金色小春E♭cl
○一氏ユウジB♭cl
○海堂薫B♭cl
○桃城武B♭cl
○石田銀Bass.cl




芥川side





桃城「だぁぁあ！！うまくいかねぇ！！」

海堂「うっせー桃城！テメェはもっと静かに練習できねぇのか！？」

桃城「はぁ？お前が練習しろって言ったんだろが！」

海堂「静かにしろって言ってんだよ！」

はぁ〜。
また始まったC〜。
青学の2年生コンビうるさE〜。

桃城「出来なくてムシャクシャすんだよ！」

海堂「それは出来ねぇテメェが悪い！2ndの『ラ』『シ』は命だろうが！！」

桃城「じゃあ自分は出来んのかよ？ラシラソラシって出来んのかよ！？」

芥川「キミたちうるさいよ〜。うるさくてよく眠れないC〜」

海堂「す、スンマセンっす....って個人練中に寝ないでくださいよ！！」

え〜。
そしたらパート練中に寝ちゃうじゃん。

海堂「そうだ、芥川さん。桃城に見本見せてやってくださいよ！！」

ん〜？
オレ2ndの楽譜持ってないよ？

海堂「これ、スコアです」

芥川「わぁ、準備E〜ね〜。どれどれ〜」

桃城「D前のところっす」

あぁ〜ここね〜。
確かにめんどくさい指だね〜。

芥川「じゃあCからいくよ？」

『♪〜〜』

桃城「ラシラソラシもスゲぇ....けど、その前のタンギングもスゲぇ綺麗だ....」

海堂「余計な力が入ってなくて、とても推進力がある音楽だ....」

芥川「そうそう、桃城はさ、アタックが強いんだよね〜。ハッキリしてんだけどさ、たまーに汚く聞こえちゃうんだって」

桃城「余計な力？」

芥川「うんうん、力みすぎって言うのかなぁ〜？もうちょっとリラックスして吹いても聞こえるから大丈夫大丈夫〜^ ^」

海堂「桃城、今からテメェはアタック30%OFFだ」

桃城「なんだよそれ、意味わっかんねー」

海堂「テメェ、一回で理解しやがれ。力んでるって言われてんだろうが！」

桃城「そんくれぇわかってるっつーの！」

キミたち喧嘩しないでよ〜。
その喧嘩を30％OFFにしてよ〜。

仲悪いの？

いや、もしかして......

芥川「ねぇ〜、キミたちってさ〜ホントは仲Ｅ〜んでしょw」

「「よくねぇ！！」」

ほーら、息ピッタシw
これなら、大丈夫そうかな〜。

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