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それからといもの、私は一人が嫌いになった
悟がいないと何故か安心しない
悟「A」
悟の方を向くと、悟が手を広げていた
私は悟を抱き締めた
『悟、甘えん坊だね』
悟「そうかな」
そう言うと、悟は私の頬にキスをした
そして、首筋を強く噛んだ
『い"っ……』
悟「やっぱり、他の男がつかないって良いなぁ……ずーっと一緒だからね」
『……悟…………どうして泣いてるの?』
悟「え……本当だ…疲れてるのかな」
私は悟を引っ張り、一緒にベッドへ寝転んだ
『もう、寝よ?』
悟「そうだね」
悟は瞳を閉じた
顔だけは本当に綺麗だなぁ
悟は直ぐに寝てしまった
私は眠くないので、本を読む事にした
この本は何回も読んでいる
『……あれ』
そういえば私が此処に来てからどれくらい経ったんだろ
それに何で私は今まで普通に過ごしてきたんだ?
考えれば考えるほど止まらなくなって、寒気がした
今なら、悟を殺せる……
『…バカ』
何考えてんだ私
でも……
私は悟の上にまたがった
そして、首に手を当て力を込めた
けど、私は力を込めるのを辞めた
今までを振り返ってみるとかなり、悟に依存してた気がする
そう考えるとゾッとして___
私は鎖で自分の首を締めた
悟はいつ起きてたかは知らないけど私の事を眺めていた
意識が朦朧とする中
最期に見たのは彼の優しい微笑みだった。
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作者名:しのめ | 作成日時:2020年11月23日 2時