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病み16％ ページ17
ありさ視点
私がお兄ちゃんに監〇されて一週間が立った
お兄ちゃんは何事もなかったかのように学校に行き、今は一人だ
正直、安心する
お兄ちゃんが居るときは常に緊張する
だってちょっとでもお兄ちゃんが気に入らない事したら何をしでかすか分からない
昨日だって初めてお兄ちゃんは私を叩いた
私の一日はお兄ちゃんが学校､あるいはバイトから帰ってきてから始まる
毎日､服を脱がされキスをされて一緒にお風呂に入る。
お風呂から上がったら一緒のベッドで一緒に寝る
何も知らない人が見たら一緒にお風呂に入ることはなくても仲のいいカップルだと思うだろう
でも全然違う
実際、お兄ちゃんが帰ってくるまで私は鎖に繋がれたままだし、お兄ちゃんは私の気持ちなんか無視してこんなことやっている
少なくとも私はこんな愛され方したくない
といっても私に抵抗する力はなくなっていた
抵抗しても無駄だと分かったから
むしろお兄ちゃんは私が抵抗すればするほどこういった事をしてくるから
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作者名：雛 | 作成日時：2018年6月29日 20時
