出逢ってしまいました。 ページ8
開館から入館した私達は気合い入れ過ぎ事件ではないだろうか？
朝のイルカショーに、目玉の観覧車…水族館を堪能しながら、屋内でランチをとる。
驚く程に、充実していて…―――
開館直後直ぐに入館したから、彼女。キュラソーには会っていない。
でも…――
携帯の時計を見やれば午後1時をさしている。
そろそろ鉢合わせしてもおかしくない時間である。
「Aさん…私よりも気になる方でも？」
ﾋｪｯ顔が近い…高明さんッ
『えぇ…昨日の、あの車の運転手。』
まだ見付かって居ないんですよね？
そんな事を零せば、あの黒いマーク�兇留薪昭蠅任垢�？と思考する高明さん。
「…私も少し、気になります。」
Aさんはどう思います？
そう零した高明さんに、私は生きては居るだろうし。間違いなく彼女は…警察庁からNOCリストを盗み出した方だろうと間接的に話した。
「…先日の彼や弟は？」
『恐らく大丈夫ですよ。でも彼の方が危ないかと。』
指し示す言葉の意味を消去法で導き出すように話した高明さんに、私も簡単に答えを出せば…一人の身を案じる結果になる。
安室君は大丈夫だろうか？
口に出さずとも分かる。
そんな同じ答えに…あの2人が居るから大丈夫だと信じたい。そう話だしたのは私だ。
「…そうですね。」
今は信じるしか、ありません。
叔父や、皆を信じるしかない…――
祈る様に、時を過ごす。
これが独りなら気が気じゃなかっただろう…
そんな私の不安を拭うかの様に、高明さんが私の肩を寄せて歩いてくれる。
傍からみたら恋人のソレである…――
「Aおねーさーん！」
観覧車付近、呼ばれてゆっくり振り返れば…歩美ちゃん達が…あの人を連れて手を振っていた。
「Aさん？」
『…高明さん。マーク�兇留薪昭蠅気鵑世錙�』
少し驚いた表情の高明さん、駆け寄ってきた歩美ちゃんが今から観覧車に乗るんだよ！って、笑った。
『そうなの、エスカレーター付近は少し危ないから気を付けてね？』
そう注意を話しながら子供達や博士、そして私を不思議そうに眺める女性に会釈をして見送った。
「Aさん…あの儘で良かったんですか？」
少し不安そうな表情の高明さんに、私はこう言ったのだ。
『あの人…記憶でも落としたのかしら？』
だってあのカーチェイスの時、私は彼女と目が合っていた。
それなのにあの人は私を眺めるだけ…―――
これは明らかにおかしい点だからだ。
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明里香(プロフ) - 敏腕ハッカーは実はFBIでしたの話、誤字がありました。「良くぼえている」ではなく、「良くおぼえている」です。 (2020年10月12日 23時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 夢主おめでとう！！ いよいよ、キツツキの話しになりましたね。続き頑張って下さい (2020年7月20日 16時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
0 - いつも見させて貰ってます！遂におめでたまで来ちゃいましたね！ (2020年7月19日 21時) (レス) id: 1a69c27b8d (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - いっやぁー！おめでた！！ (2020年7月19日 14時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
咲羅 - 続編おめでとうございます！遂にVまで来ましたね！高明さんの出番が多くて嬉しいです…！！これからも応援し続けます！無理のない範囲で更新頑張って下さい！コメント失礼しました。 (2020年7月5日 9時) (レス) id: 48e957b094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2020年7月4日 15時
