31 苦味。 ページ34
《キム・テヒョン》
少し照れたように頭を下げる彼女ははっきり言って可愛かった。
もし僕がジニヒョンより先にこの子を見つけていたら間違いなく惚れていただろう。
羨ましい限りだ。
A「あっ、どうぞ皆さん、珈琲をお飲みください...!」
カウンターに並べられた7つの珈琲カップ。
一番端にあるのだけ、お洒落なデザインになっている。
A「オッパはいつもの席ね。」
ふふ...と照れながら緩んだ口を押さえるヒョンの彼女さん。
仕草も100点。
ジン「コップがお洒落になってる!」
A「うん、大切な人に使おうと思って取っておいたコップなんだ。」
(→9 喜び。のコップ)
大切な人...
僕もいつかそういう人が出来るかな...
ジン「もう...A...」
気持ち悪いくらい照れるヒョン。
この光景を見せられている僕らはどんな反応をすれば良いのだろうか...
全員席に座って、ゆっくりと珈琲を口に運んだ。
美味しい...!
本当は珈琲苦手だし、飲めない僕が美味しいと感じた。
この珈琲苦くない...
A「あ、テヒョンさんとジョングクさんの珈琲は苦味が少ない豆にしておきました。
苦手だと聞いていたので...」
グク「えっ、なんで知ってるんですか...?」
A「皆さんの事、事前に調べましたから!」
にこっとした明るい笑顔に僕らは見とれた。
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ゆゆみ(プロフ) - みんさん» ありがとうございます!そんなお言葉私にはもったいない...(*´艸`)これからもよろしくお願いします。頑張ります! (2018年10月21日 22時) (レス) id: d6dcc8773c (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 私、ジンペンで……!愛読してます!この物語読んでると心がジワっとなって温かくなります←(語源力家出中) 更新される度にワクワクしながらよんでます!無理せず作者様のペースで更新頑張ってください! (2018年10月21日 21時) (レス) id: a59965d549 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆみ(プロフ) - リミさん» ありがとうございます!ずっとコメントがなかったので凄く嬉しいです!励みになりました!頑張ります! (2018年10月3日 1時) (レス) id: d6dcc8773c (このIDを非表示/違反報告)
リミ(プロフ) - 本当に面白いです!更新頑張ってください!! (2018年10月2日 21時) (レス) id: e11f392aba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆみ | 作成日時:2018年9月27日 0時