13 理由。 ページ14
《チェン・A》
A「あ！ちょっと待っててください...！」
そういえばさっき外出たとき肌寒かったよね。
半袖を着ている彼はもっと寒いはず。
急いで2階に上がり、ピンク色のパーカーを取ってきた。
A「これ...外寒いから風邪ひきます。」
走って荒くなった息を落ち着かせながら彼に差し出した。
ジン「...！！...ありがとうございます。必ず返しに来ますね。」
ただパーカーを羽織っただけでキュンとさせられるのは流石アイドルだなぁ。と思った。
A「すみません。ピンクしかなくて...」
ジン「いや全然！僕ピンク好きですから。」
にっこり笑う顔に安心した。
ジン「絶対また来ます。待っててくださいねAさん。」
小指を差し出すジンオッパ。
指切りげんまん...？
私も小指を絡ませると、彼はへへと小さく笑って店から去っていった。
そして後に残る静寂。
寂しいなぁ。
───────────────
《ミン・ユンギ》
ジニヒョンが向かった先は「FLOWER」というカフェ。
聞いたことのあるお店だった。
有名っていうほど有名ではないけど、珈琲が美味しいと言うことは聞いたことがあった。
ポツリと灯りの点いた店内で店員さんと話すジニヒョンは別人のように楽しそうだった。
このために...？これだけのために...？
ジニヒョンには特別な物があるのかもしれない。
でも僕にはわざわざ早起きして宿舎を抜け出してまで珈琲を飲みにくる理由が分からなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 215人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆみ(プロフ) - みんさん» ありがとうございます！そんなお言葉私にはもったいない...(*´艸`)これからもよろしくお願いします。頑張ります！ (2018年10月21日 22時) (
レス) id: d6dcc8773c (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 私、ジンペンで……！愛読してます！この物語読んでると心がジワっとなって温かくなります←(語源力家出中) 更新される度にワクワクしながらよんでます！無理せず作者様のペースで更新頑張ってください！ (2018年10月21日 21時) (レス) id: a59965d549 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆみ(プロフ) - リミさん» ありがとうございます！ずっとコメントがなかったので凄く嬉しいです！励みになりました！頑張ります！ (2018年10月3日 1時) (レス) id: d6dcc8773c (このIDを非表示/違反報告)
リミ(プロフ) - 本当に面白いです!更新頑張ってください！！ (2018年10月2日 21時) (レス) id: e11f392aba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆみ | 作成日時：2018年9月27日 0時
