ヴィル様の妹は可愛がられたい【ツイステ】

シスコン3 ページ4

『…ぼーて！…？？…ぼーーてっ！！』








ヴィ「…」


(5分間ずっとこんな感じよ…


読書してるアタシの前に立ってずっとボーテしか言わない



ルークに教えられたのかしら



無視してるけど顔を見たら可愛すぎてアタシの心臓が止まってしまうのよね…


その仕草だけでも可愛すぎてどうにかなりそうなのに



困った子ね)








『にいさま！ぼーてっ！！』







ヴィ「…」

(はぁあ……今すぐにでも抱きしめたいわ)






『ま、まーべらふ！』





ヴィ「……」

(マーベラス…まーべらふって…ふふ

可愛いにも程があるわ…耐えるのよ、耐えどころよ)







ル「おや！私の真似事かい？」





『あ！ルーク！にいさまにぼーてって言ったよ！』





ル「喜んでくれたかな？」





『わからないの…ずっと固まってて同じページしかよんでないの…』






ル「なるほどなるほど…ふふ、耳を貸してごらん」





『…？？』





ヴィ「……っ」

(アタシの子と距離が近いわ！ )
※妹です







ル「ｰｰｰｰｰ」





『！！ えへへへへっ』







ヴィ「……？？」

(ルーク何を言ったのかしら

笑顔可愛いわね…はぁ)









『にいさま！だいすきです！』








(ｶﾞﾀｯ







『！？』







ル「ふふ」








ヴィ「…」

(ボーテよボーテ、A…優勝よ)





ル「毒の君の美しさが赤く乱れる瞬間！実にボーテ！」





ヴィ「ルーク！変な事言うのはやめて」

(愛を伝えてみたらどうかな？とか言ったんでしょうね……

よくやったわルーク)







『にいさまやっとこっちみてくれた』





ヴィ「…？」





『本ばっかりでやだったの…わがままでごめんなさい』






ヴィ「本に嫉妬するなんてアンタぐらいよ…まったく、アタシは忙しいの」


(神様…この子抱きしめてもいいかしら？

我慢の限界が来てるわよ

かまってもらいたかったのね…

わがままもっと言って欲しいくらいよ

はぁあ…)







『…じ、邪魔しないから…おひざにのりたいの』








ヴィ「…」

(来たんじゃない？これ…来たわ！)







ヴィ「わがままな子…今日だけよ」

(言えたわ！ぁあ、でも今日だけなんて…毎日の方が良かったわ)




『！！』




ル「よかったね天使の君！」





『うん！』






ヴィ「…」

(頭撫でてあげたい…(欲))






〜この後ヴィルの膝にのってソワソワしてたAでした〜

シスコン4→←シスコン2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す