ヴィル様の妹は可愛がられたい【ツイステ】

シスコン12 ページ13

『・・・』


ヴィ(あの子・・・さっきから動かないわね・・・、鉛筆？・・・あぁ、お勉強中？)

『・・・あ！』


ヴィ(問題が解けたようね)


『・・・んーん・・・・違うの・・・』


ヴィ(独り言・・・かわいいわ)


『にいさまは・・・もっと・・・んん・・・？？』



ヴィ(？・・・アタシ？？)


『むらさきのが合うと思うの・・・！』


ヴィ(紫？色の魔法を学んでいるのかしら)



『いろえんぴつ！！！』(ガタ



ヴィ「(ﾋﾞｸ)」



ﾀﾀﾀ


ヴィ(なんなの・・・？急に席を立ってどこ行ったのかしら、寮内だから心配はいらなそうね・・・心配だわ・・・)



〜･‥〜


ヴィ(帰ってくるの遅くない？？・・・大丈夫かしら・・・まさか転んで泣いてるんじゃ・・・迷子？いいえ、ここは寮内よ、いざとなったら寮生が助けてくれる・・・)



『にいさま！』



ヴィ「やっと帰っ・・・何？」
(心配したのよ・・・)



『あのね、にいさまに似合ういしょうを描いてみたのです！』




ヴィ「なにこれ天s・・・悪くないわね」
(素敵な衣装だわ、色選びも悪くない・・・でもまだ絵柄が幼いわね、ふふ)



『ほんとうですか！・・・えへへ』



〜･‥〜


ヴィ「クルーウェル先生、これみて頂戴！」


ク「ふん・・・これはシェーンハイト妹のセンスか？」


ヴィ「そうよ、なかなかのセンスだと思わない？」


ク「あぁ、素晴らしいな」


ヴィ「うふふ、この衣装、いつか着てみたいわ・・・」


ク「相変わらずシスコ・・・妹への愛が凄いな」




〜･‥〜



ク「あのセンス素晴らしかったな・・・・」




〜･‥〜



ル「ヴィル！お届け物だよ」


ヴィ「なにかしら？」

(あら、クルーウェルから・・・？)



ヴィ「！」




〜･‥〜




『〜♪』




ヴィ「A」



『にいさ・・・・・ま・・・？？？』




ヴィ「どう？」





『そのいしょう・・・』



ヴィ「ええ、そうよ！・・・ふふ」
(驚いてるわね、ふふふ)


『とってもお似合いです！！にいさますてき！！』


ヴィ「当然よ、どんな衣装でも完璧に着こなすわ」


『そ、そのいしょうは、お絵かきからでてきたのですかっ！』



ヴィ「っ・・・・そうよ」(ｽｯﾊﾟﾘ
(かわいいかわいい可愛いかわいい)


『わあああ！すてきすてきっ♡えへへへ』


ヴィ「走り回らないの」
(はしゃいでる、たまらなく可愛いわ゛)


〜しばらくご機嫌なヴィルであった〜

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