Story fiftynine. ページ10
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ｸﾞﾘﾑ「おいレオナ！お前！何でここにいるんだゾ！」
ﾚｵﾅ「俺がどこにいたっていいだろうが」
ﾕｳ「Aさんだいひょうふでひゅか！？」
『無事無事〜、ケイト先輩から聞いた話だけど、おじたんは女性を敬う文化がある地域に生まれたみたいだからさ〜。私が女かはグレーラインだけどさ』
ははっと笑ってそう言うと、おじたんは「チッ」と舌打ちをして腰に回していた手を解いた。
一応女だと思ってるみたいだ。
ﾕｳ「…えっ、と、あの、腕は掴んだままなんですか？」
ﾚｵﾅ「俺のモンだからな」
『はっ？ちょ、それは認めない。私は生涯…いやもう死んでるけど…。2つ目の生涯も！可愛い女の子のものだから！』
ﾚｵﾅ「キャンキャン喚くな、耳が痛ぇ。…おいお前、細ぇな、ちゃんと肉食ってんのか。そのうちポキっていくぞ」
『骨はそんなポッ〇ーみたいな造りじゃないので。てか話聞いてましたか！？』
ﾚｵﾅ「今日1日俺はコイツを連れ回す」
『何の宣言だコラ。てか離してください、マジでポキっていきますよ！？』
ﾚｵﾅ「ポッ〇ーじゃねぇんだろ？」
『何でそこだけ聞いてんだ！』
ﾕｳ「まぁ、今日やることないし、いいんじゃないですか？第2王子とドキドキデート♡とかってマジカメにアップしたらバズるんじゃないですか？」
『えやだよ。炎上するよ』
ﾚｵﾅ「全会一致で決定だ。今日1日離さねぇからな、草食動物」
『Mira,Mira 全会一致とは？』
Mira「すみません、よく分かりません」
ﾚｵﾅ「ハッ」
『ア"ー！』
ツイステッドワンダーランドに来て、約1週間。
全会一致の意味を履き違えてる第2王子とドキドキデート。
第2王女だったら大歓迎だった。
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オンボロ寮を出て、もう随分経った、気がする。
幸いなことに、休日だからすれ違う生徒は全然居なくて、楽な気持ちで校内を歩くことが出来ている。
時々おじたんの耳が動くのが気になるけど。
それに寮服だし。前に会った時とは全然雰囲気が違うし、服はワイルドな感じなのに、王子の高貴さが滲み出てるよね。
…なんか一緒に歩いてて恥ずかしくなってきた。
ﾚｵﾅ「おい、着いたぞ」
『え』
おじたんがそう言って止まったところは、意外なことに図書室だった。
『何で図書室なんですか？』
ﾚｵﾅ「前昼寝しに来た時に誰もいなかったからだ」
そう言うと、鍵のかかっていない扉を開け、私の腕を引っ張り中に入っていった。
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楠(プロフ) - 更新嬉しいです、！受験大変だと思いますが頑張ってください！、応援してます (9月6日 17時) (
レス) @page15 id: b119702f9a (このIDを非表示/違反報告)
岐阜ﾀﾞｧｲﾁｭｷ - うわぁぁぁ！更新待ってます！！ (2023年4月17日 0時) (レス) @page13 id: 7fe6f6ee48 (このIDを非表示/違反報告)
カラス(プロフ) - 無理しない程度にがんばってくださいね(^^)投稿待ってまーす(*^^*) (2022年12月27日 9時) (レス) @page13 id: f369b2a01d (このIDを非表示/違反報告)
Rio - レオ監になってほしい (2022年10月8日 12時) (レス) @page12 id: 181d81e87e (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！ 無理しない程度に頑張ってください！ 投稿待ってます！(●︎´▽︎`●︎) (2022年7月17日 15時) (レス) @page12 id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yama. | 作成日時：2021年3月3日 17時
