闇夜叉物語～幕末編～其の弐 (ページ8)

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No.47※ ページ8

声にならない悲鳴をあげた私を嘲笑いながら小柄な侍は言った｡

侍1「これが古高が受けた屈辱と苦しみですよ｡
あの日解放されて以降どうも様子が可笑しくなってしまったのですよ｡
まぁ､貴女のやったことが原因でしょうが｡」

小柄になおも手を動かされ痛みと快楽がない混ぜになった感覚に襲われ続ける｡

結人「あっ･･･あっ･･･」

侍2「へへへ､なかなかの見物ですねぇ｡あの佐々木宮次郎が女で､その上､刀の柄に無理矢理やられてるんですから｡」

侍1「なかなかそそられますよ｡こんな腰の動きされちゃぁねぇ｡」

そう言って手の動きを止め､柄を抜き去る小柄な侍｡
するとAにとってとても残酷なことを巨漢に言い渡した｡

侍1「そろそろいいでしょう｡貴方の好きなようになさい｡」

すると巨漢はAを下ろし､そのあとに袴と褌を脱ぎ去り組敷き醜い笑みを浮かべた｡

私は目に涙を浮かべながら願った｡

1番最初は長井くんがよかった､なんでこんなところで奪われなきゃならないんだと｡

そしてそれよりも強く願うことはただ1つ｡

助けて!龍貴!!

するとどこからともなく龍貴の声が響く｡

龍貴「その人に何をしている!!」