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No.79 ページ43

榎本に連れられ辿り着いたのは会議室。

そこには幕府軍の幹部たちがいた。

話の内容は降伏するか否か。

幹部A「もう無理ですよ。みんな戦いに疲れてるし何より土方殿も死んでしまった。」

幹部B「しかし・・・侍として最後まで戦わねばならぬ!!」

幹部A「それが負け戦でもか?負け戦であるならば無駄に命を浪費しているも同じこと・・・、降伏するべきだ!!」

すでに話は白熱していた。

榎本「静かに!!」

榎本が声をかけると一斉に静かになる会議室。

榎本「確認するが降伏派と戦う派が半々で別れている。それで間違いはないか?」

全員がその確認に頷く。

榎本「では、佐々木殿に意見を聞こうと思う。

いつも正しい道を選んできたと土方に聞いていたのでな。」

違う。
私はただ未来から来ただけだ。
しかし彼らはその事実を知らないようだ。

結人「拙者は・・・。」

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作者名:さすらいの作者 | 作成日時:2017年11月22日 15時

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