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No.73 ページ37
官軍1「ところでお主・・・世間からどう呼ばれているかご存じかな?」
世間から?
あからさまに出たのだろう、そいつはニヤリと笑っていった。
官軍1「『闇夜叉』さ。意味合いとして闇夜に出る人喰い鬼と言ったところか。
ふむ。その戦い方といい、残虐さといい、その通り名は誠にぴったりだ。名は体を表すのは本当だった。」
だが私にとって、そんな通り名は関係無い。
知ったことではない。
結人「なぁ。通り名とか興味ねえからさっさと喧嘩やろうぜ。」
第二人格がうずうずしながら言うと今までの趣味の悪い笑いとはうってかわって和やかな笑みを浮かべた。
官軍1「そうだなぁ・・・。さっさとやってしまおう。1人に時間を割いてられないのはお互い様だからね。」
結人「やるんだな?」
官軍1「ええ。」
その台詞のあと私達は同時に構えた。
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作者名:さすらいの作者 | 作成日時:2017年11月22日 15時