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No.51 ページ13
近藤「それはそうと宮次郎殿が女性であったとはな・・・。」
結人「・・・黙っていて申し訳ない。」
私は平謝りをする。
近藤「いや、責めている訳じゃあない。寧ろ貴女のような実力者ならば歓迎いたそう。」
斎藤「しかし小生は、最近話題の山賊の長は物腰の柔らかな美男だと聞いた事がある。
いかなる理由で貴女が彼の代わりを?」
真っ当な質問だ。
私はこう答えた。
結人「主様・・・長は病弱であらせられる。故に素顔、背格好が似ている拙者が影武者を務めることになったのでござる。」
近藤「そうだったか・・・。
結人殿、暫く仕事は控え、休むといい。今のまま現場に出れば命の危険がある。
お主はこの時代で死んではいけない"未来世界人"と言うものだからな。」
近藤は力強く言ってくれた。
私は言葉に甘えて言った。
結人「ありがとう・・・ございます。失礼いたす。」
そして部屋をあとにし自室に戻った。
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作者名:さすらいの作者 | 作成日時:2017年11月22日 15時