男装する系少女は七つの大罪副団長で大罪人になったそうです (ページ4)

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2話ページ4

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客「そういや聞いたか？"さまよう錆の騎士"の噂･･･！」
客「錆の騎士･･･？」
『それ聞いたことあるな･･･』
客「ほんとかい？」
『あぁ、確か･･･錆び付いた鎧を着込んだ幽霊騎士だろ？』
客「あぁ、しかもそいつうわ言のように何か呟きながらさまよってるって･･･」
『そうなのか？』
客「あぁ、たしか、七つの･･･何とかって」
『･･････』
七つの･･･と来れば七つの大罪しかないか
『七つの大罪･･･か？』
客「あー、それそれ！」
客「そこに手配書あるな」

『七つの大罪･･･10年前に王国転覆を実行した大罪人･･･だな』
客「詳しいねぇ兄ちゃん！」
『え･･･ま、まぁ･･･』
客「でも、こいつらってまだ捕まってないんだろ？」
客「あぁ･･･1人たりともな」
客「1部じゃ全員死んだって噂もあるけど･･･」
客「死んでるねそれ絶対！聖騎士たちが許すわけないよ」
客「でもこの手配書毎年更新されてるぜ？聖騎士も必死に探してるってことじゃねぇの？」

客「その"錆の騎士"ってまさか〈七つの大罪〉の幽霊じゃ･･･」
『(んなわけ･･･)』
客「それで他の仲間を探し回ってるのかもよ･･･」
客「なぁ小僧の店員さんはどう思う？」
メ「小僧じゃねぇよ！それと店員じゃなくて店主(マスター)な！」
客「マ･･･店主(マスター)？こんな子供が？そこの兄ちゃんじゃなくか」
『因みに俺が店員な･･･』

ガチャガチャ

『いらっしゃい･･･』