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Aside
ある日の休日、奇跡的に
廉くんとお休みがかぶった。
前日は遅くまで仕事だったみたいだけど、
次の日は朝から一緒に過ごしたいから
私の部屋に泊まりに来ている彼。
「おはよ〜、もう起きる？」
廉「まだ寝る…」
そう言って二度寝する廉くん。
2時間後くらいに起きてきて、
コーヒーを入れている。
廉「なー、A〜？」
「んー？」
廉「今度さ、玉さんにAの事紹介したい」
突然そんな事を言い出すから驚いた。
「え、、嫌だ」
廉「なんでよ(笑)ええやん」
「付き合ってる事言ったの？」
廉「うん。そしたら玉さんが会いたいって言うから」
「なんで？」
廉「なにが？」
「付き合ってるって何で言ったの？」
廉「だって、玉さんには何でも話すし」
「もし、誰かにバレたらどうするの？」
廉「玉さんが他の人に言うわけないやん(笑)」
「そうだとしても…
最初に約束したじゃん。
誰にも言わないって。」
廉「そうやけど…玉さんだし…」
「わかんないじゃん。
玉さんがポロッと言っちゃうかもしれないよ？」
廉「そんな人じゃないし、
玉さんの事なんも知らんくせに
それは酷いわ」
「うん。何も知らないよ。
だからだよ？」
廉「良いやろ別に！一緒にご飯するだけやし」
「私、廉くんとそんな中途半端な気持ちで
付き合ってないの。」
廉「意味わからん。」
「わからないならいいよ」
廉「帰るわ」
そう言って、廉くんは怒って帰った。
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作者名：花祭司 | 作成日時：2023年2月1日 0時
