ポケモンのいる世界から大海賊時代の世界へ (ページ21)

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19話ページ21

白「元気そうだな、ロジャー！！グララララ！！」
ロ「何年ぶりだ？ニューゲート！！ワッハッハッ」
「「身ぐるみ置いてけ！！」」

「「「「やっちまえぇーーー！！」」」」
「「「「奪い取れえぇーーー！！」」」」

大海賊同士による盛大なバトルが、今此処に始まる。

ルカリオ「主、あの青色の炎を出しているのは何でしょうか？」
「あれは不死鳥マルコさんだよ。悪魔の実はトリトリの実モデルフェニックスと言って、どんな傷も忽ち治ってしまうんだって。」
ルカリオ「えっ！？それは本当なのですか？」
「そうだよ、ルカリオ。」

ルカリオ「それでは、あの宝石みたいにキラキラと輝いているのは何ですか？ダイアモンドですか？」
「ルカリオ、正解！彼はダイアモンド･ジョズ。体をダイアモンドに変化させる悪魔の実って言ってね、その力は桁じゃないのよ！」
ルカリオ「凄くデカい木を持ち上げています！」
「確かに凄いけど…………怖いね。」
ルカリオ「大丈夫ですよ主！例えこちらに来ようと、俺が主を守って見せます！！」
「頼りにしてますよ、ルカリオ。」

フタバの解説とルカリオの感想を混ぜて見る姿は、まさに観客と言っても過言ではない。
けれども、そう居られる時間も長くは続かなかった。

白1「お前等が噂の【フタバと魔獣ルカリオ】だな？」
「「！！」」

大きな岩に隠れる事も無くそこにただ積んでいた二人は、二人を見つけた白ひげ海賊団の船員達によって取り囲まれてしまう。

「いや、私らはただの居候であって船員じゃないのですけど………･」
白1「喰らえ！」
「はぁ………何でこうなるのよ。」

聞く耳を持たずにフタバの背後に来るが、ルカリオの『ボーンラッシュ』という攻撃のおかげで阻まれていた。それだけじゃなくて、ルカリオがさっき攻撃した技は２～５回続けて攻撃される。
その攻撃の威力は半端ない。

ルカリオ「グルルルル………‥我が主に手を出すのであれば、その肉を切り裂いてやる！！」
「先に攻撃をしてきたのは貴方たちですから、後で文句言えませんからね………･擬人化【ピカチュウ】！」

そう言ってフタバはピカチュウ(擬人化)に変身した。そしてフタバとルカリオは背中合わせになり、さっきとの雰囲気が変わったせいか白ひげ海賊団は、タジタジになったが二人はその隙を逃がさなかった。

「十万ボルト！」
白１「何っ！？…･ぐわぁぁぁ！！」
白２「し、痺れる！！」
ルカリオ「歯を食いしばれ！！」
「「「ぐわぁぁぁ！！」」」