【w.r.w.r.d!】過保護過ぎてしんどいです、まる【家族パロ】

兄弟喧嘩に口出しするな ページ33

トントンは謎に頬を染めていて
「ご、ごめんな」と謝るが

グルッペンは蹴飛ばされたのが気に食わないのか、それとも私を庇った鬱が許せないのか睨み返していて




怖いからその顔やめなさい！！！






「姉ちゃんが嫌がってる事しない、泣かせない…うちの規則忘れたん？」

「口で言っても聞かんからやろ」

「そもそも………Aだっていい大人やん……男の家行くくらい許したったらどうなん？僕はええと思うけど」

「お前…Aの事呼び捨てしたらあかんな？」

「そんなん今どうでもええやろ…グルちゃんだってトンちだって女の1人や２人おるんやから……Aだけが束縛されんの、僕はちゃうと思うで」







鬱は腕を組み2人の前に立つ
いつもは静かにニヤニヤしている男だが、今日は好戦的だ

トントンが「やりすぎた事は謝るけどなぁ」と2人を止めようと間に入り
相変わらずグルッペンは鬱を睨んでいる





こ、これは喧嘩……！？
あの鬱とグルッペンが！？


…いや、喧嘩だけは阻止せねば








『だ、大ちゃんも…グルッペンも……喧嘩は良くない…と思います』

「誰のせいやと思ってんだお前は」

『私のせいですけども！！！！』

「…姉ちゃん怪我は？してへん？」

『だ、大丈夫……だけど』









……待て、鬱は…こんなに私思いだったか？
ドッキリ…ドッキリなのだろうか

いやでもここで『ドッキリ？』って聞いて違ったら、私マジで空気読めない人になるよな




いやマジでそれだけは避けたい

酔っぱらいは揺らすな→←ヒーローは遅れて登場する

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