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『…そこの女の子、返してくれませんか』
「Aちゃん、まだこの子の友達してんの？辞めなよこの子馬鹿だから自惚れてるよ友達がいるって」
『……返せって言ってんの』
「ねえ、今君の立場わかる？俺ら3人男だよ？Aちゃん女の子なんだから襲われちゃうよ？いいなら…大人しく股開けよ」
彼氏面したこの男
名前なんて知らない
それでも目の前に踞る彼女は正真正銘私の友人
卯月にはシャオロンが付いてる、私がやる事できる事……
ペットボトルを落とす、狙いは1つ
顔を狙え
コネシマだってサッカー出来るんだ私にできないわけが無い
自分はサッカー選手だと思え
落としたペットボトルが地面に着く直前
右足に力を入れ思いっきり蹴りあげる
バコォッというペットボトルの潰れた音と、私の右足の終わる音がして
中身の入っている炭酸飲料は泡を吹き宙へ
綺麗に直進して行ったペットボトルは3人のうちの1人の顔面にクリーンヒット
顔を押え声が出ない男を見たもう1人が、私の方に近づき手を伸ばして来たところで、その手を掴みブンっと背負投をおみまいする
背中を強打したのか「あ"っ…」という喘ぎ声だけが聞こえ
2人は転がったまま丸くなってしまった
私は目の前にいる卯月の元カレに微笑む
『1つ、忠告しに来ました』
「ひっ…」
『卯月の心身共に傷をつけた事、彼女を泣かせた事、私の右足を負傷させた事……誰の命令か知りませんけど、男として人として…恥ずかしいと思いませんか？』
「っ…く、来るな！」
『…彼氏さんは、卯月の何を知ってますか？彼女の好物は？好きな時間は？嫌いなタイプは？…使えない、あんたに卯月は勿体ない…はぁー……死んでどうぞ』
一歩一歩距離を縮めて最後には腰を抜かす男
彼の耳に口を近づけ
『一生近づくんじゃねえぞ』と囁き、私は後ろに振り返る
卯月とシャオロンが私を見てビビっていてが、その顔は一瞬にして蒼白する
後ろから少し笑い声がして振り返ると、グンッと首に腕が回された
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りん - 私、この話読んでるときときどき泣いてました。そして100話！凄いですね (2020年3月11日 9時) (
レス) id: 2cbf0b2098 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - はちまるさん» 返信ありがとうございます。解釈があってるのか確認できて良かったです。作品大変面白かったです！更新楽しみにしてます (2019年12月24日 0時) (レス) id: d2182e9bad (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます、そうです。変換されてないとの報告を受けまして今修正しました、読みにくくて申し訳ありません……これからもよろしくお願いします (2019年12月23日 23時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - ゆうさん» 私事ですが占ツク初心者でして自身のミスであれば直したいのですが、(友人)(美女)等の表記につきましては、携帯の方では通常に表示されていると思うのですが明日以降も続くようであれば問い合わせをしたいと思っておりますので申し訳ありませんが暫くお待ち下さい (2019年11月26日 0時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 色んな所で名前変換されてないのはバグでしょうか？ (2019年11月25日 23時) (レス) id: d5b9dc2666 (このIDを非表示/違反報告)
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