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「まず、謝ってええ？言い訳になるかもしれんけど、下駄箱行って手紙見つけてな、ほんま焦ってん、ごめん…！」
『いや、私こそ会った時に言えばよかったから…そんな頭下げないで！？』
図書室の奥の部屋
先程と同じように本に囲まれていて
急に謝られるからさっきまでの気合いは消えてしまいそうになる
ロボロに頭を上げてもらい、彼は少し黙ってから困ったように笑った
『あのね、ロボロくん…私友達で、いたいな』
「……うん、」
振り絞って出した声は震えていて、ロボロの顔なんて見れなくて
泣いていたらどうしよう
そんな気持ちでいっぱいで
それでもゆっくり、丁寧に言葉を出す
『私、告白されて嬉しかった、ビックリしたけど本当に嬉しかった…好きな人がいるとかじゃなくて、ロボロが君が嫌いとかじゃなくて…』
『私がまだ、人と付き合えるような人間じゃないんだ。短気だし、1つの事考えると他の事何も出来ないしくだらないことで凹むし…面倒な人間なんだ』
「そんな事ないで…」
『…ううん、実際今だってロボロくんに迷惑かけてるし…私の事支えてくれてる人達にだって、どう思われてるんだか…』
今回件も含めて、またあの3人にはお礼を言わなきゃダメそうだ
心を一旦落ち着かせてロボロの対面の椅子に腰をかけると、彼も同じように腰をかけた
机の上に置いてある先程まで読んでいた本を軽く触り『ロボロ』と彼の顔を見る
私の事、思い出さなくてもいい
私を、忘れてくれていても構わない
でも
『私、ロボロと友達でいたい…特別じゃなくてもいい、目が合ったらこの間みたいに手振ってくれたり、話し掛けてくれたり…ばったり出会ったらまた機械いじりに誘って欲しい……』
『お願いだから……欲張りなの、わかってる…ごめん…ごめんね……あ、』
ヤバい
自分が彼を呼び捨てしてしまった事に思わず訂正しようとした
呼び捨てしてごめん
そう言おうと顔を上げて、彼の顔を見れば
「っ……？」
『ろ、ロボロ……？』
一瞬、ロボロの顔が歪む
片手で頭を押え、眉間に皺が寄る
グッと頭を押さえるロボロの顔に貼ってある紙がヒラリと落ちて、久しぶりに見る彼の顔
その大きな目に映る私
それから彼は私に手を伸ばした
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はちまる(プロフ) - とりかきさん» コメントありがとうございます、そう言って貰えると書いてる人間としては本当に力になります……！最終回までどんどん更新していくので付いてきて頂ければ幸いです、これからもよろしくお願い致します！ (2019年11月19日 21時) (
レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 暁月姫さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新していくので次回作もよろしくお願いします！ (2019年11月19日 21時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
とりかき - とても楽しく読ませていただきました！初めて夢小説にこんなに引き込まれました。感動しました！話の書き方とか、キャラの個性が出ていてとても読みやすかったです。最終回まで付いて行きますので更新無理せず頑張ってください。応援してます。 (2019年11月19日 21時) (レス) id: c7e9d6ff93 (このIDを非表示/違反報告)
暁月姫(プロフ) - 50話おめでとうございます！！この引っ張っていく？どうなるの！？どうするの！？って感じの書き方がとても好きです！これからも応援してます！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: a049619d12 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - まふゆさん» コメントありがとうございます！凄く励みになります……これからも作品共々よろしくお願いします！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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