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嬉しそうにするロボロは私の前を歩き
「屋上、グルッペンから使用許可貰ってんねん…！そこで明かり照らしてやろ！」とこちらを向く
その後について行き、わざわざ人がいない道を通るのは彼の気遣いだろう
『屋上入っていいんだっけ』
「ん？普通はあかんよ、でもほら俺らがゆっくり出来る場所なんて限られてるやん？自分で言うのもあれやけど…だから今日はな」
グルッペンを使い…という訳か
ガチャンと扉が開き、目の前に広がるのは初めて見る学校最高峰からの景色
おぉ！と感動の声を出して、地べたに座るロボロの横を通り過ぎる
何も無い町だ、生徒達の帰る姿が見えて風が心地よい
「Aちゃんさ、昔俺と会ったことない？」
ロボロの唐突の言葉に思わず振り返る
そこにはちょこんと体育座りをして、私の事を見るロボロの姿
昔とは、数年程前の話なのだろうか、それとも…
揺らぐ私の心を見透かしたのか、ロボロは切なそうに
「変なこと聞いてごめんな」と機材に目を移した
悲しい思いをさせたい訳じゃない
何も言えない自分に少し罪悪感を感じ、無言でロボロの隣へ
「あんな、俺…ちょっと前までずっと考えてたことがあってな、新学期が始まってすぐ、心の中がずっっとモヤモヤしてて…何をしても何を考えも、何か足りひん…って思っててAちゃんと出会って、変な言い回しに聞こえるかもしれんけど……そのモヤモヤが濃くなっていくそれが苦しかった」
「初めて話した時懐かしさがあってなその奥で少し怖さもあった…何かが頭にひっかかってんねん。この間廊下でばったり出くわしたやん、あの時俺の持ってた機材見て目ェキラッキラさせたの見てな、俺この顔知ってる……！って思ってしまったんや、なんやろデジャヴかな？」
『…な、なんかごめ「謝らんくていいよ！？むしろ俺の方が謝らんと！変なこと話してごめんな！？」…ううん』
言えないもどかしさと、辛さがグルグルループする
これ以上話をすると、泣いてしまいそうで
ロボロは「これ！やろっか！」と笑顔を作り私に説明をしてくれた
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はちまる(プロフ) - とりかきさん» コメントありがとうございます、そう言って貰えると書いてる人間としては本当に力になります……！最終回までどんどん更新していくので付いてきて頂ければ幸いです、これからもよろしくお願い致します！ (2019年11月19日 21時) (
レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 暁月姫さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新していくので次回作もよろしくお願いします！ (2019年11月19日 21時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
とりかき - とても楽しく読ませていただきました！初めて夢小説にこんなに引き込まれました。感動しました！話の書き方とか、キャラの個性が出ていてとても読みやすかったです。最終回まで付いて行きますので更新無理せず頑張ってください。応援してます。 (2019年11月19日 21時) (レス) id: c7e9d6ff93 (このIDを非表示/違反報告)
暁月姫(プロフ) - 50話おめでとうございます！！この引っ張っていく？どうなるの！？どうするの！？って感じの書き方がとても好きです！これからも応援してます！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: a049619d12 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - まふゆさん» コメントありがとうございます！凄く励みになります……これからも作品共々よろしくお願いします！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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