山田家末っ子やってます

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幻太郎side


今日はいつもみたいに公園で人間観察をしていると、乱数から電話がきた。

「もしもし？」

乱数「もしもし、幻太郎？今日、事務所来てくれない？会わせたい子がいるんだ！」

「ほう。乱数が小生たちに紹介したい人、ですか。興味深いですね。」

乱数「僕、その子を駅まで迎えに行ってくるから、事務所で待ってて！」

「わかりました。では、また。」


乱数が小生たちに紹介したいだなんて、よっぽどお気に入りの人なのでしょうね。

事務所につくと帝統がいた。

　

「おや、帝統。もしかして貴方も乱数に呼ばれたのですか？」

帝統「あぁ！会わせたい子がいるってな！楽しみだぜ！」

「まあ……！！小生というものがありながら……！！！帝統は酷いですわ！！」

帝統「何言ってるんだよ、幻太郎！」

「まぁ嘘ですけど。」

がチャリ

乱数「…………………Aちゃん、入って！」

『うん！お邪魔しまーす！』

見知らぬ女の子と入ってきた乱数。

その子はなんていうか、綺麗な子だった。

「おかえりなさい、乱数。おや、そちらの方は？」

帝統「乱数ー！助けてくれよー。幻太郎がさぁ。ってお前誰だ？」

彼女は乱数曰く、山田３兄弟の妹らしい。

歳を聞くとまだ14だと言う。

乱数はまだ、手を出していないと言った。

彼女は勘違いしていたからどうにかなったが。


喧嘩なら負けないらしいが……。

今度は彼女を主人公にした話を書こうか。

優しくおっとりとした性格の女の子。

その正体は喧嘩負けなしの強い女の子だった、なんて面白そうですしね。

少し、小説の参考にしてみましょうか。

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