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うわぁ…かなりド直球に聞いてきたな
『いや、特に見てないけど…何かあったの?』
チラッとイザベラの表情を伺う
俺は前世の影響があってか、他人の表情、感情の変化を読み取るのが得意であった
さすがイザベラ。堂々としていて隙がないな
イ「そうね。実は昨日ある出来事があって。あなたに話したいことがあるから、今日の夜に書斎に来てくれるかしら」
随分と大胆だな…何を話すつもりだ?
『分かったよ。就寝時間に行けばいいの?』
イ「ええ。待ってるわね」
まぁここで断っても不自然なだけだ
ひとまずは様子を見よう
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_____そのころエマ達3人は……(レイside)
全く……世界を変えるだなんてまた無茶なことを言いやがってエマのヤツ…
まさかノーマンもそれに便乗するだなんてな…
脱出するとしたらオレとエマ、ノーマン、A
加えるとしてもギルダとドンが限界だろうに…
先程エマ達に事情を無理矢理吐かせたレイは、2人と森から出ながら今後の作戦についての考えを思い巡らせていた
エ「ねぇ思ったんだけど、Aにもこの事を話してもいいんじゃない?」
するとエマが突然そんなことを提案してきた
ノ「うん。それは僕も考えてた。Aを引き入れればかなりの戦力になるだろう」
レ「ああ。それにあのずば抜けた五感と状況判断力は鬼の世界でもきっと通用する」
俺の言葉に2人が強く頷く
ノ「じゃあ問題はどう引き入れるかだよね」
エ「?どういうこと?」
ノーマンの言葉にエマが首を傾げる
レ「Aはこういった物事に基本非協力的だ。危険だったりめんどくさいことであったのなら尚更だ。
それに話すタイミングだって限られてる」
エ「成る程…」
ノ「そうだね。そのタイミングを見計らって尚且つ説得のいく説明をしないと」
……ったく、ホントめんどくさいヤツばっかりだな
Aの自由奔放さに呆れながらも、レイは今までのAの言動からの違和感を拭いとることができなかった
なんなんだ…この違和感は…
いや、今はそれよりもあの本だ
少しでも情報を…!!
そうしてエマ達は図書室へと向かっていった
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嬢症鬼龍(プロフ) - 初見朧さん» 有難うございます!こうして続編に繋げることができたのは、読んで下さっている皆様のお陰です!本当にありがとうございます! (2020年5月6日 13時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
初見朧(プロフ) - 初めまして、初見朧です。遅くなりましたが、完結おめでとうございます!約ネバ好きとして、楽しく読ませていただきました。続編も頑張ってください! (2020年5月6日 8時) (レス) id: 2c57213a78 (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - あやめさん» あれ嬉しすぎてにやけが‥‥よし、続き書こう←チョロい (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - すややさん» なんとありがたいお言葉.........!!そのお言葉だけで更新がんばれます!本当に感謝の限りです(泣) (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
嬢症鬼龍(プロフ) - おっど#sakuraさん» 気に入って頂いて光栄です!いつも更新遅くてすみません…早く宿題終わらせてバンバン更新できるよう頑張ります! (2020年5月5日 16時) (レス) id: 3c6017527e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嬢症鬼龍 | 作成日時:2020年3月7日 17時