転生したら、疑われました【約束のネバーランド】

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その夜、皆が眠りにつく頃、俺はまだ目が覚めていたため



ただぼーっと天井を眺めていた





今頃、ノーマンが監視カメラやら盗聴機がないかこっそり調べている頃だろうか






俺が二人から離れた後、ノーマンの口から聞こえた言葉




,






“親でも同じ人間でもない…………ママは、、、鬼(敵)だ！！”








.








なら、







そうだと言うのならば、、、






俺は一体どちらなのだろうか……





人間でもあり、鬼でもあるこの俺は、







……敵なのだろうか。





そんな、意味のない思考を繰り返していた







.






そしてまたその翌日____



既に自由時間に入っていた



俺がまたいつもの定位置に向かおうとすると、パタンと本を閉じたレイが近寄ってくる




『どうした?何か用か?』



俺は悪魔でも自然に、そう返す




レ「エマとノーマン、何か最近変だろ?だからつけてみようと思うんだが、お前も来ねぇか?」





やっぱり、誘うならこのタイミングがベストだもんな



『あーーそうだな、いや、止めておくよ』


レ「訳を聞いても?」


『ほら、あいつら俺達にちっとも相談してこないだろ?

つまりは俺達には関係ない事情、または話せないような事情ってことだろ?

俺達の手助けは必要ないってことかも知れねぇし』




レ「気にならねぇのか?」


『それはまぁ気になるけど、俺は危ないことに無闇に手を出すようなタチじゃないんでね。他を当たってくれ』


レ「……そうか。じゃあ俺は行ってくる」


『おう。がんば』



何を頑張るのかは知らんが



まぁ結構うまくいけてるんじゃない?




……なんて自画自賛していると、後ろからイザベラの気配を感じた




イ「珍しいわね。この時間帯に寝ていないなんて」


『いや、待って。なんでみんな俺がいつも寝ている子って認識してるの?おかしくない?てか失礼じゃん！』


イ「ふふふ、ごめんなさい。少しからかっただけよ」



イザベラも人をからかうことってあるんだな



イ「それと、１ついいかしら」


『いいよ。何?』





イ「あなた、一昨日門へ行った?」




成る程、あれか。夜とは言っていないっていうひっかけのヤツか


確かノーマン達も言っていたな




『いや、行っていないけど。そんときは珍しく鬼ごっこに参加してたから』



珍しくの部分を少し強調してそう答える



イ「そう、じゃあ…」



イザベラが少し間を開ける



イ「昨日の夜に門へ行った子を見なかった？」





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