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エマside.
やっぱりノーマンの手紙通りだった。
レイはガソリンを被ってても笑顔をだった。
レイ「いいかエマ。
チャンスは一度きりだ。
上手くやれ。
俺やノーマン…Aの命を無駄にするなよ。
頼むから」
もう絶対に死なせない。
そう決めた。
ノーマンもそれを望んでる。
きっとAも…
あの時、Aが2人に“エマをお願いね”って言ってるのは分かってた。
私がいつも甘えてたから。
でももう甘えない。
今度は私がレイを助ける。
レイ「ああ…忘れるところだった。
やるよ。例の報酬で撮ったやつ。
ストロボねぇから少し暗いけど」
レイがくれたのは本。
でもその中には家族の写真がいっぱいあった。
その中には私とノーマンの写真もあった。
レイ「…Aの写真は撮れなかったけどな。
さ、時間だ。呪いたい人生だったけど、
お前らとの時間はすげえ楽しかった。
ありがとう、バイバイエマ」
レイはマッチに火をつけて、ついに落とす。
私はそのマッチを全速力で手でキャッチした。
ふう…危ないところだった。
レイ「おま…！」
エマ「ノーマンからの伝言。
“ここじゃなくてもまだ死ねる。
いいモノ見せてやるから黙って来い”」
その言葉にレイは困惑していた。
私は全てをレイに説明した。
ノーマンが全て分かってたこと。
エマ「悪いけど死なす気はない。
私とノーマンとA…あの子達。
レイのこと、絶対に死なせないから」
その言葉にトニー、ラニオンが例のものを持ってきてくれた。
レイに脱獄用の服に着替えてもらって、
レイの代わりにソーセージやアンナからもらった髪の毛を置いた。
レイはただ流されてて頭の収集が付いていない。
大丈夫レイ。全てはノーマンの計画通り。
レイの発信器を取り出してガーゼを当てる。
レイは混乱してても、先に森へと出て壁に向かってもらう。
私は1人になった食堂でマッチをつける。
小さな炎がメラメラと燃え上がる。
__『ふふ、エマ、ここに食べカス付いてるよ』__
エマ「…さあ、始めよう。
ノーマン、A」
私はそのマッチを、床に投げた。
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菜々美(プロフ) - この作品良すぎて涙出てきたわありがとう作者、、、 (9月11日 23時) (
レス) @page43 id: 8f4a0109ee (このIDを非表示/違反報告)
７4 - 20ページのバイヨン卿視点のお話に出てくるレウウェス様、多分お名前間違えてるかと…。レウウィス様だったと思います…。このお話大好きです、まだ読んでる途中ですけど…めっちゃ好きです…！！ (2022年7月1日 11時) (レス) @page20 id: 104d8d46f2 (このIDを非表示/違反報告)
(^▽^)/ - とても面白かったです (2019年12月7日 14時) (レス) id: fe1c8c1f22 (このIDを非表示/違反報告)
消しかす(プロフ) - 雪さん» そう言ってもらえると嬉しいです！恋、かもしれませんね…！ (2019年4月13日 21時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
雪 - ああーー、、、この作品が好きすぎて胸がキュッって痛くなる、、、。これは、まさに、恋、、、？！ (2019年4月13日 1時) (レス) id: 63b96624ad (このIDを非表示/違反報告)
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