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スミーside.
スミー「なに…3日後…！？」
博士「はい…上からの報告で」
私はそれを聞いて頭を抱えた。
ダメだ…3日後？
圧倒的に時間、戦力、何もかも間に合わない。
スミー「今不老不死の薬を投与すれば、
身体が耐えきれない！何故今なんだ！」
私はそう怒鳴る。
そう、3日後。
Aに不老不死の薬を投与する。
ダメだ、間に合わない。
このままではAは…
博士「なんでも時間がないらしくて…
観賞用の注文をしている貴族の鬼がそうおっしゃって…」
私はそれを聞き歯をくいしばる。
だからといって、死なせては元も子もないだろう…！
私は下の階で寝ているAを見つめた。
もう管は一本。容体も大分安定した。
でもまだ動ける状態ではない。
そんな中脱獄するべきか、
いやしなければAは本当に死んでしまう。
スミー「…分かった」
私はそう言って拳を握りしめた。
大丈夫だ、自由になるのが早まっただけだ。
死なせない、絶対に。
彼らをこちらへと引き寄せないとこの脱獄は成立しない。
脱獄は3日後。
それまでに全て終わらせる。
私は部屋を出て行き、
彼の部屋へと向かった。
__________
_____
__
ノーマンside.
僕は部屋の中で脱獄計画について考えていた。
スミーの考えは完璧だ。
脱獄はできる。
僕は、エマ、レイ、みんなに会うんだ。
会えるんだ。
その時、
スミー「やあノーマン」
ノーマン「！…」
スミーが僕の部屋に入ってきた。
僕は驚いて椅子から立ち上がる。
今までやり取りはアナウンスを通していた。
なのに研究員が僕の部屋に入ってきたのは初めてだった。
スミー「座って。話をしよう。
時間があまりないんだ」
余裕のない顔でスミーは僕に座るよう言った。
僕はそれに大人しく従った。
一体、何があったんだ…
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菜々美(プロフ) - この作品良すぎて涙出てきたわありがとう作者、、、 (9月11日 23時) (
レス) @page43 id: 8f4a0109ee (このIDを非表示/違反報告)
７4 - 20ページのバイヨン卿視点のお話に出てくるレウウェス様、多分お名前間違えてるかと…。レウウィス様だったと思います…。このお話大好きです、まだ読んでる途中ですけど…めっちゃ好きです…！！ (2022年7月1日 11時) (レス) @page20 id: 104d8d46f2 (このIDを非表示/違反報告)
(^▽^)/ - とても面白かったです (2019年12月7日 14時) (レス) id: fe1c8c1f22 (このIDを非表示/違反報告)
消しかす(プロフ) - 雪さん» そう言ってもらえると嬉しいです！恋、かもしれませんね…！ (2019年4月13日 21時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
雪 - ああーー、、、この作品が好きすぎて胸がキュッって痛くなる、、、。これは、まさに、恋、、、？！ (2019年4月13日 1時) (レス) id: 63b96624ad (このIDを非表示/違反報告)
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