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「ど、どうして…！」
ユウゴ「手荷物が増えんのは面倒だから」
ユウゴはそう言って頭を掻きながらいう。
私はそんなユウゴに眉を寄せる。
嘘つき…
他に理由はあるくせに。
エマ「…分かったよ」
「分かっちゃうの？」
そういうエマに思わずツッこんでしまう。
ユウゴのことは心配だよ。
それにあの場所へ向かうんでしょ？
もし捕まったりでもしたら…！
エマ「改めて、オジサンとおねえさんの名前は？」
エマはそう言って私たちに問う。
名前…教えてなかったっけ？
確かにこのままおねえさん呼びは嫌だから…
私は口を開こうとするが、
「私は…」
ユウゴ「だから名乗らねぇっつんてんだろ
“触覚チビ”」
エマ「触っ…！」
私が名前を言おうとした時、
ユウゴが後ろから私の口元を手で抑えた。
え、私も名乗ってはダメなの？
これからずっとおねえさん呼びは…
ユウゴ「馴れ合うつもりは毛頭ねえ。
視界に入ってくるな、こいつに近づくな」
ユウゴはそう言ってズルズル私を引きずって食堂を出て行った。
私は大人しくされるがままで、食堂から出て、
例の部屋へとやってきた。
「どうして私に行かせてくれないの？」
ユウゴ「言ったろ、面倒だからだ」
「嘘つき、何年一緒にいると思ってんの。
怖いんでしょユウゴ。
私をあそこへ行かせたくないんでしょ」
私がそういえばユウゴは私を睨みつけるように見下ろす。
私はその目つきに少し怯んだか、私も睨み返す。
私だってユウゴを行かせたくない。
失いたくない。
だから2人で行こう。
私達は、依存しあってる。
だからこそだよ。
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あまね(プロフ) - 終わってる (2023年1月26日 20時) (
レス) @page32 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 続きずっと待ってます！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page32 id: 8441e4cc3e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪 - 約ネバの夢小説の中で1番好きです。ずっと待ち続けます。 (2020年11月19日 23時) (レス) id: a8aec2e377 (このIDを非表示/違反報告)
エマ - 続きが読みたいです！！ (2020年9月3日 21時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ユウゴ - とても面白かったです！続きを早く読みたいです。楽しみに待ってます！ (2020年8月10日 7時) (レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
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