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「これはここだよね?」
『そうだよ。よく覚えたね』
「流石に手伝うの2回目だしねぇ」
現在、寝室から移動し調合室で片付けをしている。先程、童磨に1から説明して結果手伝ってもらう事にしたのだ
「もーなんで溜めちゃうのかなぁ。これまだまだあるよ?」
『すみませんでした…』
だって忘れてたから仕方ない!!誰にだって忘れることくらいするよね!!!
何だかんだ言って童磨が手伝ってくれたお陰でどんどん片付く。いやぁ、身長が高い人がいるっていいね!台に登らなくて済む←
透明なガラスの入れ物だったり、青い瓶だったり様々な物を次々と棚に閉まっていく
『(あ、これ…上の棚だ)』
1本の瓶を入れようとしたが、棚が高すぎて上に届かない。童磨に入れてもらうおうか考えたが、童磨には反対側の棚を整理してもらっているので声を掛けずらい。それも手伝ってもらっているのだ
『(仕方ない、登ろ)』
台を持って来て、そこに登り1番上に入れようとする。しかし、意外と高くてギリギリ届くか届かないかの範囲だった
『んー…もうちょっと…』
後数センチ腕を伸ばすが中々届かない。
きっつ!!何でこの棚買ったんだろ
そんなことを思いながら必死に入れようとするとする。しかし、それがいけなかった。
入れることに集中しすぎてしまった私は、台の存在を忘れていてグラグラとしているにも関わらず背伸びをしていた
『よし、入った…!…ってわぁ…!!』
瓶を入れ終わった瞬間に体が傾いた
その衝撃で棚に入っていた器が揺れて少し落ちる
そして私も落ちる
ここで低い台だったら良かったのだが、たまたま1番大きい棚であり、まぁまぁ高さがある台であったのが不幸である
受け身を取ろうと体制を変える。鍛えているとはいえ不意に来てしまったら意味が無い
衝撃に備えてAは目を瞑った
『…あれ?痛くない…』
確かに落ちたのだが、床の感覚ではない
硬いのは確かだが少し温もりがある
恐る恐る目を開ければ、自分の胸の下に何かがいる
少し体を離すと、そこには胸に埋もれている童磨がいた
『なっ…!』
「ん…、ぷはっ…!」
慌てて体を起こす
少し、体を下に下げて童磨を見た
『ご、ごめん…!大丈夫??』
顔を覗き込むと、童磨はここ最近で1番の笑顔でにやにやと笑っていた
「ふ、ふふッッ…役得だねぇ…」
ここで平手打ちしてしまった私は悪くない
.
(ふべッ)
(最っ悪…!!)
.
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紫雨(プロフ) - 名前変えました。戦国星光→紫雨(しう)です!よろしくお願いします! (2021年5月25日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - ミックスジュースさん» コメントありがとうございます!いつか投稿できるように準備していきます! (2021年5月25日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - コメ&リク失礼します!童磨と夢主ちゃんとあかざの絡みが見てみたいです。投稿頑張ってください!応援してます(*´∀`*) (2020年11月19日 5時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - ムクロさん» ありがとうございまぁぁぁす!童磨いいですよね…!私の最推しです!もう顔が好き… (2020年3月2日 23時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - カイムさん» リクエストありがとうございまぁぁす!童磨の技アニメだったら絶対綺麗だと私は思います! (2020年3月2日 23時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時:2019年9月18日 0時