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「うん、これは無いね!!」
Aが読んでいた本を渡しある部分を見せて読ませたらすぐに顔をあげて清々しい程いい笑顔で言った
『だよねー…普通に有り得ないよ。買ったの間違えだったな』
今日昼に買い物に外に出かけて帰る途中、古本屋があった
そういえば、最近本を読んでいないなと思い少し立ち寄って色々な種類の本を何冊か買ったうちの1冊がこの恋愛小説であった
表紙に惹かれるって良くあるよね!!
『普通さぁ、主人公告白する為だけに走る??いや、そんなに夜なら次の日でいいでしょ。ゆっくり歩け』
「そして、結構な時間過ごしてるならさっさと結ばれちゃえばいいのにねぇ?というか男の方から積極的に動けばこの小説1頁で終わるよ?」
『それは本にならないよ』
小説だからそのくらいの妄想はいいだろう?って?ごめん、現実主義者なんだ
「それにしても、Aが恋愛小説読むなんて珍しいねぇ。いつも薬草の本か医学書しかよんでないじゃないか」
『うーん…気分??』
そう言われても、本当にたまたまなのだ
実際恋愛小説なんて、何年ぶりってほど読んでなかったし元々本を買うつもりなんてなかったのだ
『(なんかきっかけあったっけ?)』
頭を捻って考えてみるが思い出せない
まぁそんなに重要なことではないだろうと思い考えるのをやめる
「へぇ、そっかぁ!でもねA。君はそんなもの読まなくたっていつでもできるよ」
『どういうこと?』
「んー?こういうこと!!」
ドサリ
後ろから抱き締めていた童磨は1度私と向かい合う形になってそのまま後ろにAを軽く押して寝転がせる
簡潔にいえば押し倒した
「ほらね!こうやって体験できるよ!!」
『いや…態々体験しなくてもいいん「遠慮しなくていいのに〜」えぇ…』
ぐぐっと力を加えて起き上がろうとするが、男であり、ましてや鬼でもある童磨にこの状態で勝てることは出来ない
「あははッッいつ見てもいい眺めだなぁ。この小説の話もこうやってしてしまえば面白いのにねぇ」
『…これ童磨がただしたいだけなんじゃ…』
「あれ?バレちゃった!!」
相変わらず強引である
『(ん…?強引??)』
なんか童磨じゃない人に結構強引に付き合わされたことあったような…
「ねぇ…それってどういうことかなぁ?」
あッッ
.
(声出てた感じ…?)
(バッチリね!さぁ、Aどういうことだい?)
(ひぇ…)
.
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紫雨(プロフ) - 名前変えました。戦国星光→紫雨(しう)です!よろしくお願いします! (2021年5月25日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - ミックスジュースさん» コメントありがとうございます!いつか投稿できるように準備していきます! (2021年5月25日 11時) (レス) id: 7f51c92f84 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - コメ&リク失礼します!童磨と夢主ちゃんとあかざの絡みが見てみたいです。投稿頑張ってください!応援してます(*´∀`*) (2020年11月19日 5時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - ムクロさん» ありがとうございまぁぁぁす!童磨いいですよね…!私の最推しです!もう顔が好き… (2020年3月2日 23時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - カイムさん» リクエストありがとうございまぁぁす!童磨の技アニメだったら絶対綺麗だと私は思います! (2020年3月2日 23時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時:2019年9月18日 0時