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第37話 悪夢 ページ38

ノーマンside

ノーマン「助けてくれるって言ったくせに。」

レイ「これが俺の“助ける”だよ。
できなけりゃエマ、Aもろとも農園(ここ)で死ね。」

ノーマン「…僕らを死なせたくないんじゃなかったの?」

レイ「どの道早々に死なれるんなら、出荷(そっち)のがマシだ。
どうする?条件のむか?」

あの手の(・・・・)脅しはもう通用しないってわけだ…

切り札を手に入れて「全員」を諦めるか

切り札を諦めて「全員」を邪魔されるか

ノーマン「わかった。」

ここは嘘でも条件をのんで──

レイ「もし、今の言葉が()だったら…」

ノーマン「…わかってる。嘘じゃないよ。」

僕がそう言うと、レイは部屋を出て行った。

僕はベッドに腰掛けて、息を吐いた。

本当にレイが内通者だった…!!

でも、敵じゃなかった。

いや、それ以上だ。

発信器は壊せる、確実に。

情報操作もできる、自在に。

“拘束”にも有利、だけじゃない。

脱獄()のために集めた情報

農園側(てきがわ)の内情

すごい…!なんて戦力(きりふだ)だ!

これでまともに勝負できる。

でも、“「全員」を諦めろ”

レイは正論で、Aとエマは無謀だ。

Aとエマを騙すことは簡単で

レイを騙すことは難しい。

一番いいのは多分…

コンコン、ガチャ

ノーマン「!」

顔を上げると、Aが心配そうな顔で、僕を見ていた。

A「お兄ちゃん、レイとケンカでもしたの?」

ノーマン「…してないよ。なんで?」

A「え?んー…双子の勘ってやつかな!」

Aは笑って、僕の隣に座った。

A「〜♪」

Aは鼻歌を歌いながら、足をパタパタさせている。

ノーマン「…」

僕は、その鼻歌に耳を傾けた。

その夜_夢を見た。

みんなが殺される夢。

僕だけが生き残っている。

レイ「あぁ…だから言ったのに…」

バシャッ

ノーマン「レイ!A…エマ…」

僕は、三人を抱きしめた。

ノーマン「イヤだ!起きて、三人共…みんな!!」

ポタ…

振り返ると、鬼が口を大きく開けていた。

ノーマン「ハッ)…A?」

隣を見ると、Aがスヤスヤと気持ち良さそうに寝息を立てていた。

ノーマン「…」

僕は微笑んで、Aの頭を撫でた。

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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年6月6日 2時

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