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第1話 GFハウス ページ2

ぴったり6時。

…ラン、カランカラン

施設(ハウス)の朝は鐘の音で始まる。

エマ「みんな起きてー!朝ごはん遅れるよー!」

A「おはよー、エマ!」

エマ「おはよう、A!」

施設()の暮らしも10年。

トーマ「待て待てーい!」

ラニオン「待た〜ん!」

ギルダ「コラ!遊んでないで支度しな!」

マーニャ「エマ、くつはけない〜!」

フィル「ひもむすべないー!」

エマ「今行くー。泣かないで。」

A「エマ、こっちは任せて!」

泣いているマーニャとフィルの足元にしゃがんで、靴を履かせ、紐を結んであげる。

A「はい、終わったよ!」

二人の頭を撫でると、二人は満面の笑顔を浮かべた。

子供達の身支度を整えて、エマと一緒に食堂に向かう。

エマ「おはよう、ドン、コニー!リトルバーニーも!」

A「おはよー!」

コニー「おはようエマ、A。」

エマ「よし、間に合った!」

ドン

エマ「わっ」

振り向くと、トーマとラニがにたぁーと笑っていた。

トーマ「鬼さんこちら♪」

ラニオン「手の鳴る方へー♬︎」

エマ「お前達…食ってやるーッ!!」

トーマ・ラニオン「キャハハハハ!!」

エマはバッと手を上げて、トーマとラニを追いかけていく。

いつの間にかフィルも混ざって、4人で笑っている。

A「お兄ちゃん、レイ、おはよー!」

エマ「ほっはよー!ノーマン、レイ!」

ノーマン「おはようA、エマ。」

レイ「ほはよー(・・・・)エマ。おはようA。」

ノーマン「元気だねぇ。まだ朝ごはん前なのに。」

レイ「お前、歳いくつだ?5歳?」

A「それ、私も思った!エマって、5歳児みたいだよね〜!」

エマ「3人と同じ11歳!こんなだけど!レイとAの意地悪〜!」

第2話 当たり前の日常→←登場人物紹介



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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年6月6日 2時

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