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もしかして…お風呂まだだったから
気になったのかな…
それとも、匂って萎えちゃったとか…？
そう思うと、自分にかなり落ち込む
お酒飲んだ後だから仕方なさはあるけど
それなりに毎日気を使ってお手入れもしてるし
匂いにも気を使ってるのにな…
脱いだ服や自分の肌をクンクン匂っても
自分の匂いだから分からない
あの勢いを止めるなんて
相当な理由だよね…
少し、いやかなりショックを受けたまま
お風呂から上がり髪を拭きながら
リビングに行くと
ソファに座る彼が見えて
何が原因かは分からないけど
なんだか申し訳なくなった
「…何か…ごめんね」
壱「ん？何が？」
振り返って首を傾げる彼は
あっけらかんとしていて
思わず拍子抜けした
「え？…何か…さっき、気に触ったんじゃないの…？」
壱「…あぁ。…こっち座って」
どうもそれは忘れたように
わざと振る舞っていたみたいで
少し考え込んでから
自分の隣をポンポンと叩き私を座らせた
壱「…俺、Aのこと好き」
「……え？」
壱「だから、ちゃんと順序踏みたいと思ってる。」
「順序…？」
壱「…今も喉から手が出るほど、Aに触れたい。
でも今してしまったら、身体からの関係になる」
軽く拳をぎゅっと握りながら
ゆっくりと言葉を紡いだ
壱「古い考えかもしらんけど、…Aを大切にしたいって思ってる俺なりの誠意。
…分かってくれる？」
「…うん」
壱「だから今日は何もせーへんし、ちゃんとした告白するから…それまで待ってて」
ふっと笑い、頭に被せたバスタオルの上から
ポンポンと撫でた
嬉しくて、思わず私も同じようにふふっと笑うと
彼は小さくため息をつき、また考え込むように
自分の口を片手で隠して私を見つめた
「どうしたの？」
壱「俺のスエット、ブカブカで…やばいな」
「メンズだからちょっと…、大きい…」
壱「…はぁ。今日俺、絶対Aに手出さんけど、Aにお願いある」
「なに？」
壱「その萌え袖で、" 大きい " とかやめて」
「なっ…！！！！」
壱「 笑 」
顔から火が出そう
胸の鼓動も止まらない
彼の肩をバシバシ叩くと大笑いする彼
もう…このまま襲ってくれても私は良いのに
なんて思ったけど、
彼が願ってくれているように
私も自分を大切にしよう
早く、この人の彼女になりたい、な。
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−1010(プロフ) - こんばんは！以前からそら。さんの作品を拝見していました！もしサイトの移行されていましたら、可能でしたら教えていただきたいです(*^^*) 急かしているつもりはありませんが、嫌な気持ちにさせてしまいましたらすみませんzro゛ (2022年4月10日 20時) (
レス) id: 2a853c864b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - こんばんは！サイトの移行はいつ頃になりそうでしょうか？とても楽しみにしております。 (2022年1月28日 2時) (レス) id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - おかえりなさい！更新、ずっと楽しみにしておりました。サイトで再活動、楽しみにしております。 (2021年12月29日 4時) (レス) @page48 id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
けんきち(プロフ) - おかえりなさい。ずっとお待ちしておりました。これからも楽しみにしております！ (2021年12月25日 12時) (レス) @page48 id: cd885ae626 (このIDを非表示/違反報告)
niji(プロフ) - 楽しみに読み返しながら待ってました⭐︎ (2021年12月25日 7時) (レス) @page48 id: 40e8fd5cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら。
| 作成日時：2020年2月18日 7時
