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友達とふたり、ギクッと肩が上がって
ゆっくりと後ろを振り向いた
ニコニコしてるけど目は全然笑っていない
そう、その顔です…！
なんて言えるわけもなくて
「さ…先程はありがとうございました…！お、お怪我は無かったですか…？」
彰「わざわざそれ言いに来たの？」
「はい、あと…！さっきは本当にごめんなさい」
彰「…へぇ、結構まともじゃん。怪我はこの通り、誰かさんがくれたものだけかな」
少し赤くなった片方の頬を触りながら
ニヤニヤとしながら私をじっと見つめた
「ゔ…本当にっ、本当にごめんなさい」
彰「あはは笑 冗談。俺も悪かった。デリカシー無いこと言ってごめんね。」
「え、いやそんな…」
彰「そっちこそ、大丈夫だった？怪我はない？」
砕けた笑顔がとても優しくて
さっきの剣幕からすると
絶対怒られると思っていたから
何だか拍子抜けした
「え…はいっ私は…」
彰「なら良かったじゃん。次は気を付けなよ」
「は…はい…」
ふわふわな白い手で私の頭に優しく
ポンっと手を置いた
何だか私が、か弱い女の子みたいな気分になって
小さく胸の鼓動が鳴った
健「やましょー、またアイツがやらかしたらしーよ。来て」
彰「は？いい加減にしろよな…ちょい待ち」
後ろから走ってきた顔がすごく整った人に
「やましょー」って声を掛けられると
眉間に皺を寄せて目が真剣になって
男らしい雰囲気が漂う
私へと振り返ったときには
また優しい顔に戻っていて
そのギャップにまた、心臓がドクンと跳ねた
彰「じゃぁ…えーっと…何ちゃんかな？」
「あ、Aです…」
彰「Aちゃん、次は叩いたりしないでね」
「…はい」
トクトクと小さい鼓動が鳴っている
周りから頼りにされている存在感と
ふと見せる優しい笑顔
私と先輩に、次、があるんだ
それは何だか甘酸っぱい約束のようで
思わず口元が緩んだ
少しだけ、ほんの少しだけ
あの笑顔が私にだけ向けられていたら
いいのになって思っちゃった
彼が去る後ろ姿から目を離せなくて
見送っていると、ふと後ろを振り返って
またあの優しい笑顔で手をあげた
彰「あと、俺は結構、苺好きだよ 笑」
先輩、それはどういう意味ですか
私の学生生活、先輩のせいで
苺のように、甘酸っぱい恋の予感がしています
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−1010(プロフ) - こんばんは！以前からそら。さんの作品を拝見していました！もしサイトの移行されていましたら、可能でしたら教えていただきたいです(*^^*) 急かしているつもりはありませんが、嫌な気持ちにさせてしまいましたらすみませんzro゛ (2022年4月10日 20時) (
レス) id: 2a853c864b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - こんばんは！サイトの移行はいつ頃になりそうでしょうか？とても楽しみにしております。 (2022年1月28日 2時) (レス) id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - おかえりなさい！更新、ずっと楽しみにしておりました。サイトで再活動、楽しみにしております。 (2021年12月29日 4時) (レス) @page48 id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
けんきち(プロフ) - おかえりなさい。ずっとお待ちしておりました。これからも楽しみにしております！ (2021年12月25日 12時) (レス) @page48 id: cd885ae626 (このIDを非表示/違反報告)
niji(プロフ) - 楽しみに読み返しながら待ってました⭐︎ (2021年12月25日 7時) (レス) @page48 id: 40e8fd5cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら。
| 作成日時：2020年2月18日 7時
