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雑誌を見ていると、何やら賑やかな声がやってきた。
表には、少し派手めなお姉さんが2人。
観光客なのは間違いない。荷物がないあたり、定期船で遊びに回って来ただけだと思う。
そんな2人がこちらに来るので、私は読んでいた雑誌を棚に置いて構えた。
“ちょっと聞きたいんだけど。ヤスが泊まってたのってここ？”
長く伸ばした髪の毛の肩から下が真っ青に染められたお姉さんが、私に声をかけてきた。メイクも濃くて、怖すぎる。
“そうそう、雑誌の写真絶対ここだった！知ってる？”
もう1人は、髪は短いものの全体に淡いピンク色をしていた。こんな人達、雑誌の中でしか見た事がない。
一瞬問いかけられた質問を忘れそうになる衝撃だった。
「えっと………」
ヤスって言った？
もしかして………
まだ海に出ていない安田さんの事が頭に浮かんだ。
たぶん、彼の事を言ってる。
このタイミングで出てきたら、大変。
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∞みくちー∞(プロフ) - 今まで沢山の方の沢山の作品を読んできたけど、この小説が1番心に沁みました！設定も自然で、すごく読みやすかったです♪ (2015年9月13日 18時) (
レス) id: d1bc34f985 (このIDを非表示/違反報告)
安子LOVE♪(プロフ) - 最後まで読ませていただきました！本当にありがとうございましたm(_ _)m読んでいると、本当に実話なんじゃないか？と思うくらい胸がキュンキュンしました(///∇///)話の終わりもスゴく素敵でした！これからも応援しています!!がんばってください(^o^) (2015年9月8日 21時) (レス) id: cfbcf1d961 (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - 完結おめでとうございます。ヤスは本当に海が似合いますよね！年に一度しか会えないなんて織姫と彦星みたいで、この前の七夕に願いを。思い出しました！素敵なお話ありがとうございました。残りわすがですが楽しみにしていますね！！ (2015年9月7日 17時) (レス) id: afdfce2af6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんちぱ(プロフ) - 情景が目に浮かびます。クジラとペンギンを聴きながら読むこの作品は本当に最高でした！ (2015年9月7日 17時) (レス) id: 4717b36750 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - リアル感満載でしたー。ホントにヤスくんてこんな感じなんちゃうかなーって。ヤスくんの誕生日、ワタシは免停の講習日…エエーッなんか嫌（笑） (2015年9月7日 14時) (レス) id: 452c6ad3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぎみっく
| 作成日時：2015年9月2日 14時
