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フョードル「明日ゴーゴリ達とアジトで合流します。荷物等も既に運び込まれてる様なのでアジトへ行ったら自分で整理して下さいね。」

「は〜い。」

フョードル「ではぼくは少し出掛けてきます。Aは絶対ホテルから出ては行けませんよ?絶対ですからね。」

「うん。また迷子は嫌だもん。」

フョードル「そうでしょ?では行ってきます。」

「あっ!お土産買って来てね!」

フョードル「はいはい。」

「フェージャお兄様行ってらっしゃい!」

Aに見送られフョードルは部屋を出て行き、Aはベッドに寝転がり持って来てたスケッチブックとクレヨンを取り出した。

「さっきのお兄ちゃんカッコ良かったなぁ...髪の毛は夕焼けみたいな色でしょ?目は空色?かなぁ...あっ!後あの黒い帽子素敵だった!着てる服もお洒落だったし...あ、でもあの二人の男よりも少し背が低かった気がする...よし、出来た。」

Aは出来上がった絵に満足し、また新しいページを開いては違う絵を描き始めた。



フョードル「A、今戻りまし...おや、寝ているようですね。」

フョードルが帰るとAはスケッチブックとクレヨンを出しっぱなしにしたままスヤスヤ眠っていれば、フョードルはAが何を描いていたのか気になりスケッチブックを手に取った。

フョードル「犬に猫、兎...動物が多いですね...!此れは...」

フョードルの目が一つの絵に止まり、その目をAへと移した。

フョードル「全く、神とは意地悪な事ですね...」

フョードルはスケッチブックを閉じ、クレヨンと一緒に片付けるとまだ残っていた仕事に取り掛かった。



「....あれ?寝ちゃってた...?」

Aは目を擦りながら起き上がり、パソコンと向き合うフョードルに気づいた。

「フェージャお兄様帰ってたの?」

フョードル「嗚呼A、起きましたか。冷蔵庫にお土産のプリンがありますから食べて良いですよ。」

「プリン!」

Aはベッドから降り冷蔵庫を開け、中のプリンを取り出した。

「いただきま〜す。」

Aはプリンを口に含み、その甘さに頬が緩んだ。

「おいひぃ〜」

Aはプリンを堪能し、食べ終わるとフョードルの隣に座った。

フョードル「プリン美味しかったですか?」

「うん!ありがとうフェージャお兄様。」

フョードル「どういたしまして。」

フョードルはAを自分の膝に乗せ頭を撫でた。

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作者名:迷ヰ猫 | 作成日時:2019年7月16日 1時

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