２２話…生徒会 ページ22
結局兄先生に引き摺られて高等部の生徒会室に来たんだけどなんか、なんだろうこの現状。
ぴく「待ってマジで俺死ぬかも」
皆で腹を押さえて踞ってる。
「ぴくとくん、今さら無駄な抵抗したってダメだよ。早く行って早く帰る方が吉だよ」
先生「そんなに嫌なの？」
らだ「いきたくない。俺関わらないと思って生徒会長の手叩いたんだよ？ねぇ、死んじゃう」
「早く開けるよ」
扉を開けてぴくとくんを詰め込んでらっだぁを詰め込んで他のメンバーも詰め込んで最後に入った。
入った瞬間にわかる。蛇の巣に蛙の赤ちゃんが入っていったって例えればわかるかな？そんな感じの空気。
肌がピリッてするような殺気。歓迎って言う言葉はこの人達の辞書には無さそう。特に姉からの私への殺意よね。
ぴく「この度っ、第82代目生徒会長になりました、白井 ぴくとです。よろしくお願いしますっ、」
めっちゃビクビクしてる。
グル「ほう。中等部の生徒会長は随分と骨がないようだ」
棘のある言葉にぴくとくんの肩が跳ねる。これはさすがの私も不快だ。
らだ「青宮 らだおです。第82代目副生徒会長に就任いたしました。よろしくお願いします」
結構礼儀良いじゃん。らっだぁやればできるんだねぇー。
グル「ふむ、面白さも何もないな。
君は今までつまらん人生を送ってきたのだろう？だからそのようにつまらぬ紹介しかできないのだな？」
らっだぁが下を向いてしまった。マジでムカつくぅ。
「生徒会長。一言よろしいでしょうか？」
笑顔を崩さないように発言の許可を求める。
グル「何だ？」
「確かに、私達の正副生徒会長は頼りない挨拶をしたかも知れません。
ですが、このように殺気の立ち込めた場所で中学三年生に怯えず面白くユーモアのある自己紹介をしろと言うのですか？
それに、自己紹介も何もどうせ調査済みなのでしょう？この時間は不毛です」
グル「この殺気の中よく言えたな。もう良いぞ」
部屋の中の殺気が消えた。あー、怖かった。姉はまだ続けてるけど。
グル「して、A。お前は今高等部の生徒会がしたことに対して物申した。
つまりそれは、高等部生徒会に対しての宣戦布告にもなりうる。発言をわきまえろ」
知るかよんなもん。反撃してやろ。
「お言葉ですが生徒会長、そちらが試すような真似をなさったのでそれに対して応えただけですが何かお気に召されませんでしたか？」
最後の最後まで笑顔を崩さずに告げた。マジでこいつ気に入らん。
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ぴく(プロフ) - 社会人なるまで描くの良いと思います！最近見始めました！！ (2020年9月21日 12時) (
レス) id: 0dfcf80db5 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - Twitterフォローしたんですが伝え方がわからなくて、、コメ欄で伝えます笑 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 00103a5288 (このIDを非表示/違反報告)
(\\~\\)めじぇのさぷ - あっち！こっち！そっち！ボッチ！？！？なんていい掛け声なんだ……(使お) (2020年8月15日 2時) (レス) id: 7ce5097465 (このIDを非表示/違反報告)
KANASA19760527(プロフ) - pkさん妖怪説 (2020年7月19日 22時) (レス) id: 386a561804 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿の者 - クラスが一緒でんかよく〜はらっだぁと日常組の事です() (2020年7月18日 9時) (レス) id: e5eb2b3e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モルモット | 作成日時：2020年6月9日 14時
