検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:30,296 hit

ページ21

真剣な顔で何を言うかと思えば……


「ぷっ、笑」

「?////」

「あははははっ笑」

「っな、!////なんだよ、こっちは真面目に……」

「ふぅ、…ふふ、笑 いや、可愛いなって、笑」

「かわっ、?!」


真っ赤になる高木くんはほんとにあのヤンキーか?と思うほど可愛くて、


「最初は、怖そうなヤンキーだなって思ってたけど…案外可愛いとこあるよね笑


”雄也”っ笑」


「ば、馬鹿にすんな!////」


少しいじると更に顔が真っ赤になった笑

もう少しそんな可愛いヤンキーを見ていたいけど、

辺りはもうすっかり夜で

もうお別れの時間が近付いているみたい…


「ははは笑……は〜…


ねぇ、雄也。」

「っ、!////」

「今回事件を解決出来たのは、雄也のお陰だよ…

おれ、新しい部署に配属されたばかりで…初めてのことにから回ってばっかだったけど…雄也が捜査に協力してくれて、本当に心強かった。

ありがとう。」


これは俺の本心。


「…やめろよ…///急にそんなこと言うの…///」

「えへへ、ちゃんと伝えときたかったからさ笑////

これから、俺は警察官に戻って…もう学生として雄也に会うことはないと思うけど…俺はいつでも雄也の味方だからね。」

「っ、」


まだ、雄也のことを救えてない。

佐藤くんと同じように、

心から雄也が笑えるように。


「佐藤くんが、雄也に謝りたいって言ってた。

…雄也の、信じていた人を失った苦しみはそう簡単には無くならないと思う。だけど、雄也のことを信じている人間が傍にいること、忘れないで。」

「…山田……」

「離れていても、絶対に君の味方だ。俺だけじゃない。有岡さんや、薮さんも。雄也の味方だ。

だから……」

「…信じて、くれんだろ?」

「え?」

「お前が俺を信じてくれるなら、俺もお前を信じる。…絶対裏切ったりしない。」


そう強く言った雄也は、何かを決心したような、

力強い瞳をしていた。


「…守りたいもんも出来たしな……////」

「?なにそれ、」

「なんでもねぇ////お前には絶対教えねー!////」

「えーーーー…」




多分、彼はもうきっと大丈夫だ。


この先何が起こるか分からないけど、何が起きても強く生きていける。

何故かそう言いきれる自信があるんだ。




雄也なら、これからもちゃんと自分の道を進んでいける。

俺たち大人が、信じることをやめなければ



きっと。





続く

プロローグ2→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
118人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Hey!Say! JUMP(プロフ) - 続きが楽しみです! (2021年5月20日 18時) (レス) id: 8de6064f5e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:山田マンボウ | 作成日時:2020年7月10日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。