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「…だから…やめてって…………」

「やだ。やめない。」



また、裕翔くんの暖かい身体が俺の冷え切った身体を包み込む。

昔から君はほんとに頑固で、




「なんなの…………」

「だってやま、泣いてるし…!なんか熱いし!…絶対熱あるって、いうか……今は独りにさせたくない、っていうか……」




お人好しで、言っても聞かない奴で、

やけに心配性なとこがあったよね。




そういう所が好きだった、のかも。




「…べつに、大丈夫だし……」

「ほら出た!やまの強がり!…昔からほんと変わってないな…」

「んな…!」

「隠せてないよ…俺にはすぐわかる。」




何を言ってるんだか。

俺の気持ちには、気付かなかったくせに。



俺のことなんて何も知らないくせに。




「はぁ…もういい……疲れた……」

「…家、入っていい?」

「…ん」




そんで俺は、昔から押しに弱いんだ。


知ってた?



裕翔くん。









「どうだった?」

「…38.7…」

「やっぱり。なんか顔赤かったし。最近体調良くなかったんじゃない?」

「ぐ…」



今俺は、何も言い返せないし、まんまとこの中島裕 翔を家に入れ、甲斐甲斐しく看病されている。


なにしてんだ、俺は。




「もういいよ…帰って…寝てれば治るし…」

「やま…」





優しくされるのは苦手。


慣れてないし、こんな俺に…って考えが頭をよぎって、

苦しくなる。



だから俺の場合、優しくされてもそれが逆にストレスになったり。

相手には悪いけど。




「…久しぶりに裕 翔にあえて良かったよ。」




"くん"を付けるのはやめておいた。


昔の気持ち悪い自分と重なりそうだったから。




「あの時、ギクシャクしたままだったしさ……どうしてっかな〜って…ちょっと気になってたんだよね、はは…裕翔冗談通じねーからさ…勘違いされたままじゃ嫌だし、言っておくけど…あれ、冗談だから。」

「あれ、って…」

「あー…覚えてないならいーわ…」




そう。

いつまでも女々しく過去のことを言っているのは俺だけ。

忘れられないのも俺だけ。


そうだよな…裕翔くんは、



ただの友達に戻りたいんだもんな………




「…とりあえず、今日は悪かった…」

「やま、」

「また今度、メシでも奢らせて…?」

「!?」




それなら俺は………





「…お前とまた、友達になりたい。ちゃんと。」

「…やま……」






あの頃と同じ友達ごっこを



演じよう。

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ひじり(プロフ) - 山田くんが、等身大の悩みを抱えた男の子って感じで、可愛くて愛おしいです!裕翔くんの気持ちも気になりますっ!なんだかどんどん続きが読みたくなっちゃいました!ステキなゆとやまをありがとうございます!!頑張ってくださいっ!!!! (8月23日 0時) (レス) id: b0ac71fcb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山田マンボウ | 作成日時:2018年3月25日 20時

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