会いたい人は...４ (ページ36)

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G ページ36

ホテルに帰ってから、
マネヒョン達に徹底的に説教された。

疲れきった俺が部屋に戻ると、
ヨンベとテソンの姿

ﾖﾝﾍﾞ『あ、来た来た(笑)』

ﾃｿﾝ『怒られましたか？』

G『あぁ。泣くかと思った(苦笑)』

ﾖﾝﾍﾞ『スンリは？』

G『泣いてた(笑)』

ﾖﾝﾍﾞ『んで？俺達、ずっと待ってたんだけど(笑)』

G『今日は、疲れてるから...明日じゃダメ？』

ﾖﾝﾍﾞ『...』

細い目が...

ﾃｿﾝ『...』

細い目が...

G『...』

ﾖﾝﾍﾞ『...』

もっと細く...

ﾃｿﾝ『...』

もっと細く...

G『あ〰！わかった！話せばいいんだろ？』

ﾖﾝﾍﾞ『あ、俺の知ってる事はテソンに話しといたから(笑)』

G『...そういうのは、俺から話させてくれない？』

ﾖﾝﾍﾞ『あ、話したかった？(笑)じゃあ、ゴメン(笑)』

ﾃｿﾝ『大丈夫ですよ(笑)誰から聞いても同じですから(笑)』

G『...そういう事じゃなくて』

ﾖﾝﾍﾞ『あ〰もう！早くしてよ』

ﾃｿﾝ『話し出すまでが長いですよね』

何でだろう...俺が責められてるのは

G『...わかったよ。その代わり、途中で寝たら、ただじゃおかないからな』

ﾖﾝﾍﾞ『うん(笑)』

ﾃｿﾝ『はい(笑)』

男だけのパジャマパーティーは、朝方まで続いた。

ドーム最終日は、兄達三人の異常なハイテンションが話題になるくらい、盛り上がった。

ペン達が喜んでくれれば、それでいい。

寝不足のせいかもしれない事は伏せておこう。

コンサートが終わり、楽屋に戻ると、花束と菓子折と手紙が届けられていた。

送り主は、A

俺は、急いで手紙を開けた。

めっちゃ、筆記体...

俺、話すのは出来るけど、読み書きは苦手...

Aの手紙を人に読んでもらうの嫌だし...

ホテルでゆっくり読もう。

この決断が、Aと会うチャンスを逃したとわかるのは、ホテルについてからだった。