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G4 ページ13

ストーカーの方は、手を打った。

話し合いの手はずも整えた。

こんな事、ここで終らせる。

ここで、終わらせなくては、
Aは、一生幸せにはなれない。


Aは、ストーカーから、俺やカイトさんを遠ざけようと必死だった。

昔の事件とダブらせてるんだ。

Aが、居なくなるような気がした。

居なくなってはダメだ。

ここで、決着をつけなきゃ

何度電話をしても繋がらない。

Aのマンションに行ったが、応答はなかった。

引きこもっているのか?

まさか、もう居ない?

一先ず、自分のホテルに戻った。


7年前、ホテルで事件が起きた事から考えても

Aは、仕事にはいけないと思う。

中途半端に休んで迷惑をかけるよりは、
辞める選択をするかもしれない。

だとしたら、きちんと話をしに来るはずだ。

いつ来るか...

昼間は、同僚に会ってしまうから...ない。

朝か、夜だ。

早いところ、Aを捕まえなければ...


...アイツしかいない。

最強の刺客を投入するつもりだ

でも、頼み方を間違ってはダメだ。

アイツは、主人にも噛みつく狂犬...

スンリのように、4時に電話するわけにはいかない。

そんな事をしたら、大変な事になる。

軽く30分は、泣かされるだろう

それだけは避けたかった。

5時30分まで待って電話した。


G【もしもし、起きてた?】

真【...】

G【朝早くスミマセン】

真【...今日ね、私、休みなの。ゆっくり寝てたかったんだけど(怒)そんな私に何の用?】

ビビるな!俺!

G【頼みがあるんだ】

真【何?】

G【Aに電話して、Aと一緒にいてくれないか?】

真【は?何言ってるの?意味がわからないんだけど】

G【時間がないんだよ。早くしてみて!】

そう言って、一方的に電話を切った

数分して、真由美から電話が入った。

真【何回かけても出ないけど、何かあったの?】

G【後で話すから、とりあえずホテルに行ってくれる!俺の予想では、朝早くホテルに行くと思うんだ。俺を見たら、アイツは全力で逃げちまう。真由美に頼むしかないんだ!頼む!】

真【よくわからないけど、緊急なのね?これから向かう。見つけたら、一緒にいればいいのね?】

G【あぁ。Aは、ストーカーに怯えてるから、一人になろうとするはずだ。でも、逃がさないで!】

真【ストーカー?!え?待って!怯えてるのに一人になろうとするって、おかしくない?】

G【それは、後で話す】

真【...わかった】

狂犬を手なずけた。

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作者名:yui | 作成日時:2017年11月20日 14時

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