もう一つの理由＿3 ページ25
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侑「……けぇくん…だいき…りょおすけ…？」
慧「……ん？」
大「何…」
涼「…どうしたの」
その日の夜の食卓は……まあ、重い空気で。
大貴と涼介は喧嘩中、俺と涼介もギクシャク……
侑李も敏感にそれを感じ取って、気を遣わせている。
侑「ゆーり、ほいくえんでげーむしたよ」
「「「………」」」
侑「？」
侑李………なんでそんなに可愛いの。……って、そうじゃなくて。
今それは言っちゃダメなんだよ……分からないよね………
大「涼介、昨日何時に寝た？」
涼「……そういう大ちゃんは？深夜にお菓子食べてたよね」
大「な、なんでそれを……って、俺のことはいいんだよ！」
涼「逃げるんだ？人のことは言うくせに」
ほら、始まっちゃったよ………
大「中学生がゲームのし過ぎで寝坊、遅刻。だからチビなんだよ！
しまいには成績落ちて進級できなくなるんじゃねぇの？小学生にでも戻るか？」
涼「俺は遅刻しないし、進級が危ういのは大ちゃんの方だろ！
自分の成績が上がらないからって八つ当たりすんなよ！」
慧「もぉ、二人ともご飯時だよ？喧嘩はだーめ」
こういうとき、止めに入れば……逆に槍が飛んでくる。
だから他人なら本当は知らんぷりしていたいんだけど………自分の子供だし、侑李もいるからね。
ぅわ……早速、大貴に睨まれました。
大「慧が涼介に圧されて言わないから俺が言ってやってんだろ！成績落ちてねーし！」
涼「すぐそうやって慧くんのこと責めるよね。学校で何習ってんの？」
慧「涼ちゃん、俺のことは……」
大「事実だろ！？」
涼「あーもう！二人ともうるさい！お節介なんだよ！」
侑「……うるちゃい！！」
「「「っ…」」」
俺が入っても収まるどころか、ヒートアップするだけだったのに……侑李の一言で、しーん…。
涼「……ごちそうさま」
慧「え、まだ全然食べてないよ…？」
涼「………」
……無視？
誰とも目を合わせずに二階へ上がっていった涼介のお茶碗には半分も減っていないご飯。
慧「大ちゃん、さっきのは言い過ぎたんじゃない…？」
大「……あんなやつ、知らねぇっ」
慧「………」
今回の兄弟喧嘩は長引きそうだ………
それだけならまだしも、心の不調が体にも影響することがある。
………早く仲直りしてくれるといいんだけど、今回は俺にも心を閉ざしているし……大丈夫かな………
………そして、
この予感は的中し……悠長にしていた自分に後悔することになる。
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夢莉(プロフ) - トマト丸。さん» 他のお話と融合させるかもしれませんが、移行先で考えてみます！リクエストありがとうございます！ (2020年3月7日 19時) (
レス) id: 62134ae4e1 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - あーちゃんさん» はじめまして(^^)光栄です…！移行先で考えてみます！リクエストありがとうございます！ (2020年3月7日 19時) (レス) id: 62134ae4e1 (このIDを非表示/違反報告)
トマト丸。 - 涼ちゃんが高熱がでてしまい熱性痙攣で一時意識不明の重体になってしまうところを見たいです!!!!よろしくお願いします!!!! (2020年3月7日 14時) (レス) id: 064c528e5b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - はじめまして！何度か読み返してしまうほど大好きです！リクエストしたいのですが、涼ちゃんがノロウイルスで嘔吐がひどくなかなか治らず家族みんなで看病する、というのをお願いしたいです!!よろしくお願いします！ (2020年3月5日 21時) (レス) id: 4ea081dbc4 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - らんさん» わぁ嬉しいです…！了解しました！少し先になりますが、移行先3の方で書かせていただきますね！リクエストありがとうございます！ (2020年3月5日 20時) (レス) id: 62134ae4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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